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24.8.16 ツイスターズ4DX【映画感想】

ツイスターズは二回目なのですが、人生初の4DXの感想と二回目見て気づいたことを書きたいなと思ったので、書きます。感じたなら追えの精神です。もちろんネタバレを含むので、ネタバレなしでツイスターズを観たい方はブラウザバックをお願いします


 知り合いに「ツイスターズの4DX、すごく楽しかった」と言われたので、二回目のツイスターズは4DXで見ました。
どうだったかと言うと、ものすごく楽しかったです。私はジェットコースターが苦手なのですが、4DXはめちゃくちゃ楽しめました。
映画への没入感がすごい。映像に合わせて座席が揺れたり、風や水の演出がかかるので、本当にその場面に自分が出くわしたかのように錯覚できました。
 竜巻映画なので、殆ど揺れてる感覚がしました。もちろんメリハリはあるのですが、車での移動による振動や風のおかげでずっと揺れてるといった感じです。途中何度も座り直しました。
 作中何度も竜巻の中に突っ込むのですが、竜巻の中にいる時の揺れが半端ない。振り落とされないように常に腹に力を入れ、ロデオをやってる感覚です。ものすごく楽しかった。
また行きたい…………


ここからは2回目見て気づいたことに関してです。

2回目見て良かった…解像度がめっちゃ上がりました。

1つ目は、なぜタイラーがケイトに絡んできたのかということ。多分、最初にケイトを見た時手には端末を持っていたのにそれには目もくれず自分の五感を使って自然を感じ天気を読んでいるところに惹かれるものがあったのではないかなと思います。
タイラーも竜巻が大好きで、学は修めたけれども経験を何より大切にする人なので、データで見えることだけに囚われないケイトが他の人より魅力的に映ったんだろうなと思います。
だから何度も話しかけるし、ロデオの時に「君のことがまたひとつ知れた」と言っているのだと思いました。
タイラーが、ケイトが同じ属性だ確信したのは2人で竜巻手懐け実験に向かう時とても嬉しそうにするケイトの言葉だと思います。(なんと言ったかは忘れてしまったのですが、竜巻が好きで楽しんでいる感じがあったのを覚えています)
タイラーの表情を見せるカットインがあるのですが、1回目のときはなぜそのシーンがあるのか不思議でした。2回目でタイラーがケイトに好意を持っていることが分かって納得がいきました。竜巻を美しい、素晴らしいと感じる人はケイトが初めてなのではないかなと思いました。良かったねぇタイラー………!!!!!!という心境でした。
それにしても、直接的な言葉がなくても好意があることを示す演出いいですね。ケイトのことを気にかけたり知ろうとしたり、ベンが撮ったケイトと竜巻の写真を「俺にも1枚くれ」と言ったり。その後ベンがタイラーとケイトを2人っきりにしたのはナイス!ってなりました。これも2回目で気づけました。


2つ目は、どの曲がどのシーンで流れているのかということです。1回目を見終わった後に「音楽良かったなぁ……」と、その日の帰りから今日まで毎日ツイスターズのサントラを流してました。ただ、どの曲がどんなシーンで流れているのか思い出せなかったので、そこがもどかしかったんですよ。
2回目を見ることで答え合わせができました。
特に好きな曲はAin't No Love OklahomaとToo Easyです。
Ain't No Love Oklahomaはタイラーが車でガンガンにかけてる曲で、Too Easyは右と左の竜巻どちらに向かうかというシーンで流れてました。ケイトが選んだ竜巻は消滅しなかったのですが、タイラーの選んだもう一方の竜巻は消滅しました。その時タイラーが車でかけてた曲がDead End Roadです。このジョークに気づいた時は心の中で手叩いて笑いました。

 3つ目はメッセージ性についてです。1回目のときには面白かった、お話良かったでいっぱいで忘れてしまってたのですが、「恐怖を乗りこなす」とてもいい言葉だなと思いました。
私はよく不安に駆られることがあります。でも、ケイトやタイラーは大好きなことの中に恐怖を感じても、それすら楽しんでいる人達です。私は、自分に発破をかけたい時にセッションという映画を見るのですが、ツイスターズも自分への発破かけ映画として何度でも観たいなと思いました。めちゃめちゃ勇気を貰えます。
余談なのですが、竜巻の素晴らしさをケイトにもう一度思い出させたのはタイラーなんですよね………

 普段の映画料金より高いですが、ツイスターズを4DXで見る価値は大いにあります。登場人物それぞれの人間ドラマ、自然の美しさと脅威、音楽の楽しさなどを是非4DXの没入感と共に体験してください!

ここまで読んでいただきありがとうございます

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