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[北海道・旅2023]カフェ考/路地考 森彦がMORIHICOになるまで〜
北海道に寄るなら、なんとか時間を捻出して「行きたいと願う場所」
そんな話を今回もしており「行きたいって言ってたよね!行こうよ!」と友人が覚えていてくれて北海道神宮の後に大のお気に入りの「森彦」に。
「で!何が好きなの?」の質問があり、しばし考え「すべて」と自然に言えるくらいここの思い出は深い。
今となっては何を見たのかどう見つけたのか思い出せないけど、札幌でフリーな時間があったらいきたい場所。
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MORIHICOの原点は「わび茶の精神」
1996年開店した「森彦」は市川草介さんがデザイナーとして活動していた頃の事務所の1階に開いた茶室「月菴」、おもてなしが好きなことからこの場所を「茶房 森彦」と名乗っていたそうです。
その名残が玄関の脇に掲げられた栗の一枚板の扁額です。これがまたいい色合いと蔦具合〜
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実はこの日、北海道神宮から徒歩で向かいましたが喫茶の時間は過ぎてしまい、テイクアウトのみに・・・シフォンを朝食用に購入しました♪
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久しく来ない間に書籍が!「カフェがなくなったら・・・」という名
今、荷物を半分くらいに減らしたのにまた増やすような・・・と葛藤すること1分、購入です。
友人たちは2階も見せてもらい私が「すべてがお気に入り!」と話していた空間をリアル体験堪能キャッキャとしてました。
私は2階の階段から一番離れた窓辺の半分のテーブルの席が大好きでして・・・以前、その近くに座ったことあるのですがまだその席は未体験・・・いつか・・・と願う場所(いつも朝から混んでるからタイミングなのです)
実は二日後にATELIER Morihikoにモーニングに行くのですが、店舗の個性(とその立地)が面白いのです。
「MORIHICOの店舗は建物との出会いから始まります。その歴史や背景を伝えるための装置が空間デザイン〜抜粋〜メニューや器に至るまですべて独自性を追及しており極めて非合理的と言えるのですがそれが私たちのアイデンティティなのです」
March2023 vol.19 P5
「わざわざ」体験、駅からも割と遠くて・・・なぜここに???っていう場所にあることが多いのです。
いいんです!全然遠くても行くんです!ってなるのも不思議な魅力のカフェなのです。
旅行の最終日のフリータイムの朝食にATELIER Morihikoに〜
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路面電車に揺られて「中央区役所駅」下車 意外と通勤ラッシュ感強め
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ATELIER Morihikoは陽射しが燦々と入るガラス多めの空間
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外観からは森彦本店とのコントラストがあり過ぎて一瞬通りすぎそうになりました〜
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なんというか、ただただ外の植栽が見えるだけで癒される空間になる
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そしてこの光の加減とか、このテーブルの木肌とか♪
ちなみにコーヒークリームに釣られて、朝からビジュアル重視みたいなフルーツサンドにしちゃいました。
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ホットサンドもいい!
ここには大テーブルがあり、これは本によると相席を好まれにくいイメージあるもののこの一体感と距離感が逆にいい空気感を生み出す装置にもなり得るらしく・・・この日は植栽を交換する日で花々のアレンジから、ドウダンツツジらしき青々した大きな枝ぶりに変えている光景を眺めながらの待ち時間でした。これもなんかすごくいい時間に来た気分。「重厚なテーブルは北海道大学理化学研究室の払い下げ」というのもなんだか知ると嬉しくなるから不思議。
私は窓辺の4人席を一人でのびのび使わせてもらって恐縮してたら、よくよく見ると他のお客様も皆「一人時間堪能」の方ばかり〜後半に同じTシャツきた何かの8人の団体が来店して、今まで一人で座っていた方がカウンターに移動を申し出てその後、大テーブルでおしゃべりしてましたが、この程よい距離感が好みなのです。
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ザ!見た目!で選んだように思えますが・・・コーヒークリームがね、興味あったのです。
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これ!美味しいよ〜食感最高です。そして意外と食べやすくて考えられてる。人によるけどボロボロせずに食べられるのも手がよごれなくて良かった! そしてコーヒーは言わずもがな・・・このカップがまた冷めにくいからいいんです。お味はね中煎り〜深煎り好きにはねっ!(これは本を読むと意味がわかるのです〜)良いのです。
そしてこの時間は空いてなく残念でしたが併設のお店も興味あり
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ONSEN RYOKAN 由縁 札幌 でもお取り扱いあるみたいですね
そして現在の店舗は12箇所、それぞれに個性を放っているのもすごい・・・
★は実際に行ったことのある場所、結果私は「森彦」が一番のお気に入りだから札幌滞在が短い時はやはりここにいきたい!が募るのです。
★森彦
★ATELIER Morihiko
Plantation
★MORIHICO.STAY&COFFEE
MORIHICO.藝術劇場
MORIHICO.緑ヶ丘テラス
MORIHICO.RENGA1909
ひらがなのもりひこ
JB ESPRESSO MORIHICO.サイクルロード
MORIHICO&THE ALTERNATIVE
Marie Pierre
RESTAURANT DAFNE
市川草介さんの放つ言葉も個人的に好きでして、特に下記の路地考と隠れ家的な店の発見の喜びや共鳴に対して「わかるっ!」ってなります。
私は路地裏こそ、心を満たしてくれる“真実”があるように思います。十代の頃から時間を見つけては、素敵な店との出会いを求めて路地裏をよく歩いているのですが、稀に隠れ家的な店を発見できると嬉しいものです。足繁く通うとどの店も共通して、地域に親しまれてる場所で最高のおもてなしを提供し、それにお客さまが共鳴していることに気がつきます。素晴らしい街には素敵な店があり、店を通じてその土地ならではの文化や風習、歴史の一端に触れられるのが醍醐味です。同じ街で営み、共に支え合う仲間たちが、世界各国から訪れる旅行者たちにも受け入れられ、私たちが暮らす北海道の文化を認めてもらえたなら、とても光栄で誇らしくあります。
他にもwebsiteにも、言葉を楽しめる内容満載で本もじわじわ読んでいこうと思いますが下記も良かった。
「職場と家のあいだに」でなく「街と家のあいだに」というのも面白い。
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わざわざ「行く」ととも、わざわざ「ハンドドリップ」好きなことのひとつで、時間も手間もかかるけど朝のワンシーンには欠かせないこと。ちなみにユキワコーヒードリップポットは祖父が愛用してて今は私が使用中♪ これもピカピカじゃないところが気に入ってる、本当にちょうどよく手に馴染んで使いやすくていい〜さらに、まだ手を出してないネルドリップ・・・ついにここで自分お土産に・・・ネルフィルター購入してしまいました。あぁ・・また物を増やしてしまったぁ〜(涙)ある意味(嬉涙)
そして思いとどまったけど気になったモノ ↓
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「森彦」以外に「山彦」と「海彦」!!!なんというか・・・やっぱり「森」じゃない? とか独り言いいそうになったりして落ち着かない。遊び心あるっ!
今度から、「森彦」と「ATELIER Morihiko」は札幌滞在時には外せない場所としてインプットされたのでした〜外の花壇も花々が咲きほこりいい雰囲気。
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で!「森彦の何か好きなの?」のアンサーは「全て!」なのです。