今更慌てる話なのか(札幌ドーム)

■気になった記事

○日本ハム新球場へ移転後「札幌ドーム」の生きる道
2023年からは北広島市にできる新球場へ移転
2022/01/20

札幌ドーム(以下ドーム)が大きな岐路に立たされている。
本拠地を使用していた日本ハムは来季の2023年からは北広島市にできる新球場(エスコンフィールドHOKKAIDO)へ移転する。新庄剛志監督就任などもあり球団は再注目されているが、このままではドーム自体は取り残されてしまう。北海道のランドマークとして存在感を持ち続けられるのか、正念場を迎えている。
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日本ハムの北海道移転20年目に向けた大変化がまもなく始まろうとしている。新球場開場後は日本ハムが球界の話題を独占することは間違いない。その裏ではドームの生き残りをかけた熾烈な戦いもスタートする。地元に愛され日本一になるなどNPB屈指の成功球団となった日本ハム。その姿を見守った札幌ドームは今後どうなってしまうのだろうか。

https://toyokeizai.net/articles/-/503906?page=2

■わかっていた話

日本ハムの移転の話は2016年に持ち上がったと記憶している。すでに6年経過している。突然移転が決まったわけでも無く、準備期間はあったはずで、今更岐路にたつもない。

コロナになり、大規模集客でのイベントがしにくい中で、どうやって収益を安定させるかということはどこの球場でも課題であろう。球場の魅力をあげる努力は各球場でも行なっており、ファンに向けた働きかけや利用者層の拡大など、様々な取り組みがある。

そうした中で、下記の様な取り組みも、成功するかどうかはともかく面白いと思う。

○試合前の東京ドームが「シェアオフィス」に--朝にはフィットネスイベントも
2022年04月07日

三井不動産と東京ドーム、読売新聞グループ本社の3社は4月6日、3月に全面リニューアルした東京ドーム内のプレミアムラウンジ(1塁側)をワークスペースとして提供すると発表した。
4月20日、21日、26日、27日、28日の8~14時の期間限定で、三井不動産の法人向けシェアオフィス「ワークスタイリング」の会員向けに提供する。施設利用料は無料で、Wi-Fi、電源、コーヒー、水、充電器などのオフィスツールを用意する。東京ドームとして初の“働く場を提供する”試みになるという。

https://japan.cnet.com/article/35185952/?utm_source=pushtracker&utm_medium=browser_push&utm_campaign=editorial-push

期間限定ではあるが今後の方向性を探る試みになるだろう。

■いつか来た道

人口減は10年以上前から知られており、いずれ少子化の影響は大学の運営に影響をもたらすことは既知で会ったはずだ。にも関わらず、経営を左右する事態になって、慌てて「少子化問題」を政府の大学も言い出すのは滑稽としか思えない。

人口に関する問題は突然発生するわけでは無い。予見できることを放置することは無能としか思えない。

球場移転に慌てる札幌市も滑稽だ。

<閑話休題>

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