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【不妊治療記録⑥】今後の生活のために

今、不妊治療では保険適用が可能になっている中

私たちは自費での治療を選択しました

治療が進む中で、排卵誘発剤や採卵を行うだけで
数ヶ月で数百万円のお金が溶けていきます

まだ20代の私たちにはそんなお金の猶予はない

しかし親には、心配してくるのが目に見えているから
治療が終わり結果が出てから話そうと夫婦で決めているので
不妊治療のことを相談できない

治療をしてくる中で、体の限界だけでなく

お金の限界が出てきます


「子供は何人欲しいのか」

「どこまで治療をしていくのか」

通院するたびに話すことがあります


もしかしたら、治療を頑張っても子供に恵まれないかもしれない可能性もある中で



私たち夫婦は共に2人兄弟なので、2人か3人は欲しいと考えていました

しかし現実を見ていく中で、それは叶わないのではないか

そう考えるようになりました


夫婦で話し合った結果

「ひとりでいいから子供が欲しい」

そういう結論になりました

不妊治療に全力を注いだとて、もし子供ができたとして

育てるときにお金に余裕がないと子供に我慢させてしまうかもしれない


それは嫌なので、私たちは「子供ひとり」を最終ゴールに決めました



もし検査をするのがもっと遅かったら、

そもそも子供を作れる可能性すらなかったのかもしれない

そう思うと、今子供を何人作るかなんて考えれていることが奇跡で

いろんなことを考えて選択できていることが

今私たちにとってとても幸せなこと



なかなか不妊治療に進むことはとても抵抗のあることですが

検査を受けたことで、可能性が広がったと思うと

過去の自分に感謝しかないですね



なので今後子供が欲しいと思っているひとは、
少しでも早く自分の体のことを知ることがとても大切です



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