見出し画像

Now it's time to think why we live

 つい最近の事。長いこと休館していた近くの図書館がリニューアルオープンしたので、子ども達と自転車で行ってきた。

 それぞれ好きな作家さんの本棚に向かったり、検索エンジンで調べたり。
 新しくなって、床や棚がピカピカで綺麗。
 お盆休みも近いからか、人も少し多いのかな。

 私は、少し前から気になっていた辻仁成さんのエッセイを読もうと思っていた。

 少し前、というのは噓になる。
 学生時代夢中で読んでいた辻さんの文章をまた読みたくなったのだ。

 辻さんのTwitterをのぞく度、私の擡げた頭を軽くしてくれる事が多かったので、どこにも行けない夏休みの心の栄養が欲しかったのだ。

 この図書館ではエッセイは「随筆」というくくりにされている。
 随筆コーナーは図書館に併設されている公園側、緑がたくさん見える窓際の一角にある。
 人も少なくじっくりと本を探せるので、私の大好きな場所なのだ。

 本棚には三冊、所蔵があった。
 この前に子どもたちが教えてくれたけれど、今日はどこのコーナーも所蔵が少ないらしい。
 夏休みだもんね。仕方ないよ。
 私は一冊の本を取り出した。

Now it`s time to think why we live

なぜ、生きているのかと考えてみるのがいまかもしれない

フランス在住の作家・辻仁成氏が、新型コロナの感染拡大とともに変化する生活の様子をしたためたDesing Storiesのブログを緊急出版!
新型コロナによって、「生」や「死」、「人とのかかわり」、「生き方」について、守るべき人や守るべきものを持つ人へ捧げる1冊。書下ろしあり。

 季節外れの長雨に、ゆっくり読んでみようと思う。

いいなと思ったら応援しよう!