本当に本気でやれてるか?
2021年5月9日(日)、天皇杯三重県予選決勝。
0-3
完敗。
家に帰って3回観た。
負けた試合を見直すと後悔だけしか残らない。
「あの時、あーすれば良かった、もっとこうできた」
それしかない。
全然走れてなかった。走るべき時に走れてなかった。
自分の情けなさにがっかりした。
良い感覚もあったが物足りなさすぎる。
試合後、時間さえあれば試合のことを思い出して後悔し、反省してしまう。
純粋に勝ちたかった。
本気で、真剣にサッカーと向き合えているか?
時間は限られている中で、全力を尽くしているか?
JFL昇格、個人としてもカテゴリーを上げるための日々を送れているか?
社会人にもなって、プロでもなく働きながらサッカーするということは、何かを犠牲にしてでもサッカーに賭けるべきだと思う。
本当にできているか?
自分に問う。
大学4年。
僕は幸運にもトップチームに属することができた。
そこには現在、Jリーグ、JFLで活躍する選手たちがチームメイトにいた。
1年間その人たちと過ごして、感じたこと。
サッカーに対して、自分が思っているよりも何倍も非常に意識が高いということ。
全国各地から集まったチームメイトはみんな意識が高かった。
そんなの当たり前だろ。
と思うだろう。
でもこれをずっと継続しているのである。
1週間、1ヶ月、1年単位ではなく、ずっと。
誰でも意識を変えることはすぐにできるが、継続することはなかなかできない。
それを普通に、当たり前に継続しているのがプロ選手たちだった。
基準が違う。
練習前は早く来て、ストレッチやヨガ、補強トレーニングをする。
練習中はプレーのクオリティが高く、要求も非常に高い。
公式戦で観客が沸くプレーを普段の練習で普通にやってしまうくらい。
だから公式戦でも普通にすごいプレーをする。
練習後はケアをしたり、トレーニングルームで筋トレをしたりする。
特にあのJ1で活躍する2人はずっと学校にいた。
良い意味で。
食事も体を気にして自炊が多いと言っていた。
大学1〜3年の時もカテゴリーは違えど、大学トップクラスでプロになる先輩たちを身近に見れた。
先輩たちもサッカーに対する姿勢はすごいという言葉で表現するべきではないが、すごかった。
量と質、そして継続。
魔法がない限り、上手くなるにはこれしかないと思う。
別に今まで、手を抜いてサッカーをしてきたつもりはない。
しかし、もっと意識高く、もっと質を求めて、もっとサッカーのために時間をかけられるのではないかと思う。
いや、かけるべきだ。
時間は限られているから。
もっとできる。
高校まで全国とは無縁でも、大学で全国レベルのチームでプレーすることができた。
社会人になって格上と試合した時に通用する部分もある。
自分にはまだ可能性がある。
自分の可能性を信じたい。
だからこそ、もっともっとやる。
質、要求、動き、生活、全てを意識高く。
天皇杯でJ1と試合したかったけど、今年の目標はあくまでJFL昇格。
その目標に向けて、達成するに相応しいチームに、相応しい選手になるために日々過ごす。
その過程が良い結果になることを信じて。
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