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コミュニケーション講師って、コミュニケーションが苦手な人が多いって知ってました?

こんにちは。
西任暁子です。
NACAというコミュニケーションを学ぶ学校を主宰しています。

北海道から熊本まで、全国から集まったマスタークラス4期生


苦手だからこそ、学んできた

と言っても、私はコミュニケーションが苦手です😅
子供の頃から、目立ちたがり屋のくせに人見知り。
自分から人の輪に入っていくことができません。

思っていることを、どうやって伝えればいいのかもわからない。
何よりも、人が機嫌を損ねるのが怖くて、自分の考えや気持ちはずっと言えませんでした。どうせ言ったってわかってもらえない、とあきらめてもいました。

でも、コミュニケーション下手だと、いろんなことがうまくいきません。
仕事も、恋愛も、家族や友達との関係も、、、。

ラジオ局の先輩には、「最近の新人DJは挨拶もできない」と番組中にお叱りを受けました。

恋人や友達には、思っていることがなかなか言えず、溝を埋めることができません。

母親には、最期まで素直になることができませんでした。

そんな人間関係をなんとかしたくて、コミュニケーションを学んできましたし、今も学び続けています。


ドクター生のみんなと


コミュニケーションとは何か?

「コミュニケーション論の不朽の名著」といわれる素晴らしい本に、コミュニケーションについて、こんな説明がありました。


デヴィッド・ボーム『ダイアローグ』

コミュニケーションとは、ラテン語の「commun」と、「何かをさせる、やらせる」を意味する、「fie」と同様の接尾辞の「ie」だ。

だから「コミュニケートする(伝える)」という言葉の意味の一つは、「何かを共通のものにする」である。すなわち、ある人から別の人へ、できるだけ正確に情報や知識を告げるという意味だ。

そうです。
コミュニケーションという言葉は、「共有する」という意味を持っているんです。

でも実際には、もっと広い意味で使われているように思います。
情報伝達、意思疎通、連絡、交渉、議論、共感、対話、、、
どれも、ふたり以上の人がいるところに欠かせないことばかりです。

いえ、ひとりでいる時も、私たちは自分とコミュニケーションをしています。
「もう、どうしてまた同じミスを繰り返すの?」と自分で自分を責めたり、「 なかなかやるじゃない」と自分を褒めたり。
それから、植物や動物ともコミュニケーションしていますよね。

つまり、コミュニケーションとは、毎日を生きる中で、まわりの人や物とどんな関わりを持つか?ということ

それは、こう言い換えることもできるでしょう。
コミュニケーションとは、まわりに広がる世界と、どのような質の関わりを持つか?ということだと。

NACAでお伝えしているコミュニケーションとは?

NACAでは、
・自分自身との間で行われる「セルフ・コミュニケーション」
・他者との間で行われる「対人コミュニケーション」
その両方を学びながら、自分や世界との新しい関わりを体験していきます。

たとえば、反発し闘うのではなく、ありのままを受け入れることを学びます。

人前で話をするとき、「あぁ緊張する。こんな自分じゃダメだ。なんとかしなければ」と緊張と闘うのではなく、緊張している自分をまずは受け入れる。

駄々をこねる子供についイライラする自分を、「子供にやさしくできない、なんてひどい母親だろう」と責めるのではなく、「これが今の自分なんだなぁ」と受け入れる。

受け入れることは、あきらめることだと思われがちですが、そうではありません。受け入れるからこそ、どうしたいのか?を考えて、行動することができるからです。

ありのままの現実と闘うのをやめるだけで、生きることがとてもラクになります。心に余裕が生まれるので、結果的には緊張しなくなるし、やさしくなるでしょう。

NACAでは、もっと自由に、軽やかに、自分らしく人生を生きられる。そんなコミュニケーションをみんなで学んでいます。

これから、学び合う仲間とともに、たくさんのコミュニケーションの学びをお伝えしていきたいと思っていますので、ぜひフォローしていろんな記事を楽しんでくださいね。これから、どうぞよろしくお願いします!

西任暁子






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