経営者・マネージャーさん必見!幸福度の高い職場をつくろう!!
こんにちは!元中小企業弁理士のnabです。本日は、「著書:科学的な適職」を参考図書に「幸福度の高い職場をつくろう!」というテーマでお話ししていきたいと思います。
参考図書の著者は、10万本の科学論文を読破したというサイエンスライターの鈴木祐さんです。本著は、2021年度ビジネス書グランプリ自己啓発部門を受賞しています。
幸福な仕事選び 5つのステップ
適職とは、一般的に「自分の才能が発揮される仕事」「好きなことができる職場」のようなイメージがありますが、本著における適職の定義は「あなたの幸福が最大化される仕事」です。参考図書にいう、幸福な仕事とは、毎日のタスクを通じて生活の満足度が上がり、喜びを感じる場面が増え、悲しみや怒りなどネガティブな感情を減らしてくれるような仕事のことです。
本記事では、「幸福が最大化される仕事とは何なのか?」を、経営者・マネージャー目線で紹介させていただきます。本著では、幸福な仕事選びをするための5つのステップを紹介しています。
例えば、STEP1では、「仕儀と選びで陥りがちな罠」として、「好きを仕事にする」・「給料の多さで選ぶ」「業界・職種で選ぶ」というのは、誤りであることを証明する研究結果を紹介しています。ちょっと、驚きですよね。。
STEP1でのキャリア選択で、陥りがちな罠の紹介を経て、STEP2は、幸福を感じる職場の条件に付いて述べられています。STEP2で述べられている事項は、職場環境をつくる立場にある、経営者さんやマネージャーさんにも関連する項目ではないかと思われます。本記事では、特にSTEP2に焦点を充て、幸福度の高い職場づくりについて検討していきたいと思います。
STEP2 未来を広げる
本著は、STEP2「未来を広げる」において、キャリア選択を誤らせる最大の原因を特定し、その問題を克服すべく「人間が本当に幸福を感じる仕事とは何か?」を決める徳目として、以下の7要素を紹介しています。
以上のポイントは、「仕事の満足度」について調べた259のメタ分析などで明らかになったもので、欧米はもちろん日本を含むアジア諸国においても重要度が変わらないことがわかっているそうです。
これらの要素を満たさない仕事は、どれだけ子供のころから夢に見た職業だろうが、誰からもあこがれられる職業だろうが、最終的な幸福度は上がらないそうです。
逆に言えば、これらの7要素がそろった仕事であれば、どんなに世間的には評価が低い仕事でも幸せに暮らすことができるそうです。では、具体的に7つの徳目について、確認していきましょう。
7つの徳目についての具体的解説はこちらからどうぞ!!
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