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#タイムマシン ニューヨーク・レポート No7 By 霧生宣子 記 2/ 28/ 2001 IAJE国際協議会 in ニューヨークパート2

*1月12日(金曜日) 三日目*

<1/12 9:00AM, ニューミュージック リーディング セッション(ヴォーカルの部)>
 楽譜出版の会社がヴォーカルグループの為にアレンジされた新譜をたくさん持ち 込み、その場でステージの上にいる16人程のヴォーカルグル-プが初見試唱をし、紹介する。曲目はスタンダードソングの「枯れ葉」や「イッツ オンリー ア ペイパームーン」「ジョージア オン マイ マインド」など・・・ その他にヴォーカルグループ「ニューヨーク ヴォイス」の為 にアレンジされた楽譜も紹介されていた。コーラスのクラスやクラブ活動に携わる関係者は、新しいネタ探しに真剣な顔つきであった。

<1/12 10:00AM, ニューミュージック リーディング セッションパートⅠ(楽器の部)> 
 9:00Mの部と同じ形式で、今度は楽譜出版会社がビックバンド用にアレンジした新譜を初見演奏したもの。ものすごい曲数の為、一曲まるまる演奏せず触りだけを20~30曲紹介した。配布された曲のリストにはその楽譜が販売される時の値設、スタイル( スイング・サンバ・ファンクなど)、グレード(Easy Diffなど)が、詳しく提示されていた。

<1/12 11:00AM,カナダの学生によるヴォーカルグループ「フォーム」・コンサート>
 レベルの高さに本当に驚いた。声の質、音程、とにかく微妙なニュアンスがとても揃っていて美しかったし、ジャズだけではなくいろいろなジャンルの曲がまざっていて面白かった。1950年代から活躍するジャズヴォーカルグループ ランバート・ヘンドリックス・アンドロスがレコーディングしたヴォーカルグループの為にアレンジされたデュークエリントン・オーケストラの「コットンテール」を歌ったのだが、オリジナルのようなアップテンポでベン・ウェブスター(テナーサックス)のソロに歌詞がついている難しい部分も全て被露した。

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