What A Little Moonlight Can Do
次回のクラスのお知らせです。NY de Let’s Sing Jazz! Online #44 もオンラインになって44回目のクラスになります。日本にいる間に3回、クラスを発信する事が出来て、必要な事を準備すれば世界中どこからでもクラスを発信するのは可能なのだ！という事を確信しました。しかしながら、時差で体力がそう簡単には対応出来ない、NYに戻って1週間が経ちますが旅の疲れが抜けた感は無く、少々無理をしながら、そのおつりが来た時には対応しながらやっていくしか無い！という感じです。(こちら側のドキュメンタリーとして書いてます)
クラスは受講してる方々のジャズへの興味や歌う事への関心、など進歩は見られてると思います。段々いろんな曲に挑戦していて、今回はアップテンポで軽快なスウィング曲、What A Little Moonlight Can Do を歌います。
🗽4/23 (Sat) 9:30pm〜11:00pm
🇯🇵4/24 (Sun) 10:30am〜12:00pm
【お薦め音源/ What A Little Moonlight Can Do 】
アップテンポのスウィングが心地よい曲です。
Billie Holiday 1
この曲が良く知られる様になったのは、ビリー・ホリディの影響が多大だと思います。通常お薦めにインスト(楽器だけの演奏)を入れますが、ビリー・ホリディのバージョンは伴奏のミュージシャンが素晴らしく、これはピアノがオスカー・ピーターソンです。ピアノのソロのメロディを覚えて歌ってしまうほど聴き込んでます。トランペットが合いの手の様なフレーズを歌に絡んで吹いてるのも良く聞いてみて下さい。1954の録音です。
Billie Holiday 2
大学のジャズヒストリーのクラスで検証してしまう程有名な演奏です。最初にメロディを吹くクラリネットはベニー・グッドマン。ピアノの名手、テディ・ウィルソン、サックスソロはベン・ウェブスター。バンドがリズムをしっかり刻んでいる上にビリー・ホリディはゆったり大きくノッています。1935の録音です。
Billie Holiday 3
百聞は一見にしかず！ビリー・ホリディご本人がバンドに合わせて歌っているのがわかる動画です。1958の録画です。
Nancy Wilson
パワフルなトランペットのアレンジ、ビックバンドでの伴奏です。テンポ早いですがジャズのアップテンポの軽快さが出ていて楽しい演奏です。最後の方で(2:01辺りから)テンポが半分の速さのスウィングになり、また1番最後はもとのテンポに戻ります。
Carmen McRae
ヴォーカルはカーメン・マクレイのバージョン。テンポは速めですがゆったりノったり追いついたり、良い感じで歌っています。歌の合間に楽器がキーを変えてソロをしてますが、それをかけならが歌う練習が出来ます。チャレンジですが速いテンポについて行きながら歌う練習には良いです。
Cecile McLorin Salvant
現在生きて活動している、人気のシンガーさんです。チャンスが有ればご本人のパフォーマンスをどこかで観れるかも知れません。しかしながらこのバージョン(アレンジ)はここに載せようか迷うほど「やりたい放題」という印象です。(笑)でもゆっくりなテンポが無いようなルバートみたいな歌から気がつくとアップテンポにもなっていたり音楽的な高度さも参考になります。「月に魔法をかけられてイッちゃってる」という表現！と理解します。(好きかどうかは別ですが、本当に歌力-うたぢから-があるシンガーさんで尊敬しています)
Frankie Lymon
80年代のポップス(R&B)ジャズテイストなアレンジ！といった感じでしょうか。聴きやすい、馴染みやすい感じだと思います。アレンジは1コーラスと半分の長さです。
Tony Bennett
女性シンガー達のバージョンがテンポ速くパワフルなのに対象的な、ピアノとデュオでミデアム・アップテンポ、アップテンポに比べて少しゆっくりです。歌詞は男性が歌う、himがherに変えてます。このくらいの速さなら歌いやすいかも知れません。ベテランのシンガー、トニー・ベネットのゆったり余裕のある歌はとても心地よいです。
ナント太っ腹(笑)な！このリストはクラス受講料を払ってる参加者の方へのモノですが、価値を感じてサポートをしても良いという方は⬇️noteのサポートもウェルカムです。クラス受講をご希望する方、お問い合わせは下記のメールアドレス宛にお願い致します。
こちらのnoteさんも最近レイアウトの仕様もアップデートして頑張っています。感謝です。💐
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