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#6 ドラッカーを読んだら人生は変わるのか

こんにちは!いおままです('ω')ノ
ここ数日暑い日が続き、最近日焼け止めをちょっと安いのに変えたらバッチリ日焼けしました。早く前のやつに戻さなくては……(汗)

さて、前回に引き続き、今回もマネジメントの父であるドラッカーについての書籍をご紹介します!

小説でわかる名著「経営者の条件」
人生を変えるドラッカー』
吉田 麻子 著(ダイヤモンド社)

『経営者の条件』などを読んだことがある方はわかるかもしれませんが、表現が硬いというか難しい言い回しがされているというか、なんとも読みづらい印象なのです。(私だけかもしれませんが…苦笑。)
しかし、この『人生を変えるドラッカー』(通称“人ドラ”)は、ストーリー仕立てになっているので非常にわかりやすく、実践の例が書いてあるので、ドラッカーのマネジメントがきっと少しは身近なものに感じられるはずです!

著者の吉田麻子さんは、北海道函館市でカラーコンサルティングなどをされている方で、色彩学とドラッカーを融合させて実践的にお仕事をされています。ドラッカー読書会のファシリテーターもされているそうです。

今回はいつもと少し趣向を変えて…個人的に心に残った一節をPICK UPしてご紹介します。

現代社会に生きる私たちは、いろいろな形で「組織」に属しています。その組織の「成果」から考えて、それに貢献する仕事をすることが「なすべきこと」なのです。そこにこそ、「組織」に属する個々人の社会的役割があるのです。
『人生を変えるドラッカー』吉田 麻子 著(ダイヤモンド社)
p76より引用 

ここで、これを読んでくれている皆さんに質問です。
Q.あなたの組織における「成果」は何ですか?
――組織の成果が明確でないと、そこで働く個々人はどのような貢献をしたら良いのかわからず困ってしまいます。組織の成果がはっきりして初めて、ひとりひとりの強みを生かした貢献ができます。

ドラッカーは、著書『マネジメント(下)』の中で、「私的な強みは公益となる」と述べています。
成果とはすなわち、“組織の外の世界における変化”です。つまるところ、個人の強みが世のため人のためになるということですね。セルフマネジメントの視点でいえば自分自身の強み、マネージャークラスの人の視点でいえば同僚や部下の強みは何かということを考え、それを生かせる環境を整えてあげて、それぞれが貢献を通して組織の成果に結びつけていくことが、マネジメントの目的&役割なのだそうです。

ここで重要なポイントが1つ!
⇨誰にでも弱みはあると思いますが、弱みはないものとして考えましょう!
あくまでも注目すべきは強みです。

本書の中では、登場人物が自分の強みや仲間の強みは何か考え、どう動くか決定し、実践していく様子が描かれています。ご自身と重ねて考えてみると、わかりやすい部分もあるかもしれません。
日本人は、幼少期から弱みの克服に重きを置いた教育を受けることのほうが多いので、なかなか強みに焦点を当てるのが難しいと思います。

ということで、最後にもう1つ質問です。
Q.あなたの強み、同僚の強みは何ですか?
――(好きなことと強みは果たして同じでしょうか?もしかしたら自分で思っている強みよりもっと他にあるかもしれません。他人には難しいことだけれど、自分には簡単に、もっと言うと無意識的にできてしまうことは何でしょうか?)
弱みを否定したり改善を要求するのではなく、それぞれの強みを生かして、素敵な成果を上げられることを願っています♪



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