今日の夜ご飯を相談する相手がいること。

「白菜としめじ入れたら？平気だよ、大丈夫だよ」

仕事終わり駅に向かっていると、後ろから同じく仕事終わりであろう女の人が電話をしている声が聞こえた。家族か恋人か息子娘か、誰かと今日の夜ご飯について話しているんだろうな。

鍋かな？
と想像したが、
「平気だよ、大丈夫だよ」
には、
「普段入れないし珍しい組み合わせだけどいけるっしょ」
という意味が含まれていると思うと、完成する夜ご飯のタイトルが気になった。

なににせよ、仕事終わりにその日の夜ご飯を相談する相手がいること、1つの幸せの形だなぁと
しみじみ。