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1歳半健診に引っかかった次男の話①

こんにちわ
今回は「1歳半健診に引っかかった次男の話」です。

次男が3歳になりました。末っ子さまさまで、かわいい笑顔をふりまいて家族の癒し担当となっております。
タイトル通り、次男は1歳半健診にて発育面で引っかかり、再検査となりました。こどものことって、本人の意思が明確ではない場合、どの程度まで公の場で話していいのか迷うのですが、当時の次男の様子、私の心境、からの対応方法について、同じ悩みを持たれる方の参考になればと思い、記事にすることにしました。

結論、再検査の結果「経過観察」となり、家族身内・保育園の先生から温かい目で見守られ、無事3歳を迎えることができました。1歳半健診当時の様子から、今日に至るまでを振り返っていきたいと思います。


歩行なし 発語なし

1歳半健診で指摘された項目は下記のとおりです。

・発語がない(かろうじて「ママ」がいえる程度)
・歩行なし(ハイハイで移動)
・体重・身長ともに成長曲線下ギリギリのおちびさん

健診で次男を診てくれた医師は「項目が2つ以上で再検査となるからね」と紹介状を書いてくれました。1歳半時点で「発語なし」はよくいるけど「歩行なし」はあまり聞かないとのこと。受診後、すぐに市の福祉課から連絡があり市内の大病院へ再検査の予約を取ってくれました。

健診結果通り、次男は発語がないばかりか歩くこともなく、基本ハイハイで移動していました。そもそも、寝返りを全くせずに1歳前まで過ごし、これはマズいと体をマッサージで刺激し、伝い歩きや支え歩きを促して、1歳半までになんとかハイハイできるようになりました。

そのころ保育園に入園したものの、担任の先生から「登園してもずっと泣いている」「おともだちやおもちゃで遊んだりしない」という話を聞き「1歳半健診の結果を教えてほしい」と相談されました。

新生児期からよく眠り、あまり泣かずに育てやすかったのですが、運動面や身体面(身長体重)で遅れが出てくると、次第に精神面での不安「発達障害なのではないか」という不安が出てきました。


診断直後「え、仕事続けられるの?」


様々な不安が的中し、1歳半健診の時に再検査となったとき、私が第一に思ったことは「もし発達障害だった場合、私は仕事続けられるの?」でした。

こどものことより自分かよ と怒られても仕方ないのですが、当時も今も「仕事をしている自分」は私の支えです。こどもより仕事が大切とか、そもそも比較対象ではなくどちらも私の一部だからです。

1歳半健診で発達障害を見つけるのは難しいので、診断結果が下るには3歳健診のときでしょう。しかし、不安に駆られた私はネットを検索しまくり、発達障害を持つ親のSNSなどを読みふけました。


SNSは役に立たない


こどもを生んだ時から、何かあると慌ててネット検索して対処方法などを調べたのですが、結局あまり役に立たないんですよね。

・一般的な病名や症状などが記載されている
・最後は必ず「かかりつけ医に見てもらう」(ネットをみて自己診断はしない)
・SNSは、育児あるあるや大変さを吐露して共感を得るところ

そのときの私は「発育や発達で不安があるときの具体的な対処法」を探していたのですが、こういったものはネットには載っていませんでした。

また、市の子育て相談室も「悩みを聞いてくれる」のであって、解決策は提示されませんでした。相談員の方は専門医ではないので当たり前ですが、市が設けている子育て支援は「孤立をなくし、人をつなげる場」であって、なにか具体策を教えてくれるわけではないんですよね。
乳児の子育ては社会と断絶しやすいので必要な事業ですが、少なくとも当時の私には、向いていませんでした。


再検査までにやったこと「読書」


1歳半健診から大病院での再検査まで2カ月ほどありました。その間に長男が腕を骨折する大けがをして、この時期は体力・精神ともに本当に大変でした。(今は完治)

大人しく再検査の日程を待てばよかったのですが、気の短い私はどうしても不安で「なにか自分にできることはないか」と考え続けていました。

そこで手に取ったのが「本」でした。

次回に続きます。

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