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JICA海外協力隊としての本質を忘れそうになった時に見るページ

こんにちは、JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。

今日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。


今週一週間はドミトリーの中でのんびりする生活を送っています。

任国に赴任してまだ1ヶ月ちょっとしか経っていない今日この頃。

まだまだ周囲の環境に適応していない中で少しは休む期間も必要だと思い、今週は思い切って1週間お休みにしました。

本を読んだりご飯を作ったり動画を見たりネットサーフィンをしたりと、連日最高の休日を過ごしています。

来週月曜日から配属先での活動が始まるのを前にゆっくり休んでリフレッシュしていこうと思います。


さて今回は、任国に来てからなべみがよく忘れそうになる「海外協力隊の本質」をまとめていこうと思います。

配属先での活動開始を控えている中、なべみは訓練所にいた時に取ったノートを今改めて見返しています。

訓練所にいた頃はまだ協力隊候補生だったあの頃。今ノートを見返すことで「海外協力隊員として守りたい大切なこと」を再認識しています。

今回は、協力隊員としての初心を忘れかけている自分自身に喝を入れる記事を書こうと思います。

これを読んでいる皆さんも、海外協力隊に合格したあの頃の初心を忘れがちななべみになったつもりで、最後まで読んでいただけるととても嬉しいです。


本日の一枚。ドミトリー付近のイタリアンレストランのテラスにいた猫ちゃんをパシャリ。ぼてっと寝っ転がってるだけで可愛い可愛い言われる猫ちゃんがちょっと羨ましくなったり。なでなでしたいところですが狂犬病のリスクもあるので今回は見るだけに。自分の飼い猫だったら今すぐに顔を埋めてもふもふしたいところです。




海外協力隊の目的とは

まず皆さんはJICA海外協力隊の目的をご存知ですか?

なべみはというと、海外協力隊の目的をあれだけ面接前に頭に叩き込んだり、訓練所で習ったりしたにも関わらず、配属先での活動が始まる最近まですっかり忘れていたように思います。

自分への戒めも込めて、以下に海外協力隊の目的をまとめます。

JICA海外協力隊の3つの目的
1. 開発途上国の経済・社会の発展、復興への寄与
2. 異文化社会における相互理解の深化共生
3. ボランティア経験の社会還元

国際協力機構(JICA) 海外協力隊 公式サイトより

なるほど、こうやって書き出してみたら海外協力隊の本質を少し思い出せたような気がするぞ。

日々の生活でいっぱいいっぱいになっているとどうしても忘れがちになってしまう海外協力隊の目的。

忘れた時に見返せるようにしたいところです。


海外協力隊として大事にしたいこと

ではここからは訓練生時代のノートを見返して、「これは海外協力隊員として大事にしないといけないな」と思ったことをメモ形式にまとめていきます。

※ 派遣前訓練で習った具体的な内容が極力流出しないよう、全て簡潔な内容にまとめています。JICA関係者以外の方でより詳細な内容が知りたい方には申し訳ございませんが、どうかご了承いただけると嬉しいです。


1. マインド

a. 海外協力隊は日本を代表する公人である

海外協力隊は国の事業に参画している国の代表。

日本以上に任国では特に日本国の代表として見られます。


b. 謙虚で在る

例えば派遣国によっては街を歩いているだけで「お金持ち」だと見られることも多く、心のどこかに傲慢さが出てきてしまうことも。

でもそんな気持ちが湧き出てしまうのも仕方のないことではないかと私は思います。

そんな雑念が湧き上がってきた自分を受け止めつつも、謙虚な心を持ち続けたいものです。


c. 関係各所へ感謝の気持ちを持つ

自分が今JICA海外協力隊として任国で活動できているのは、さまざまな人たちの多大なるサポートがあるから。

家族、友人、JICA関係者、訓練所で出会った仲間、同じ任国の隊員たち、任地にいる地域の方々、配属先の方々。

感謝の気持ちを常に持ちながら活動に臨みたいものです。


2. コミュニケーション

a. 率先して挨拶する

地域、配属先、JICA事務所、あらゆる場所で積極的に挨拶をしていこう。

特に配属先では、「挨拶+雑談」は仕事の一環になることも。

配属先の一人一人に挨拶と雑談をすることを朝一の仕事にして、ルーティン化したい。


b. 相手の話をよく聞く

聞くこととは、すなわち「相手を理解すること」。

相手の話をよく聞いて、時間をかけて相手のことを知っていきたい。


c. 積極的に名前を呼ぶ

名前は生まれて初めてもらえるプレゼント。

相手の名前を呼ぶことはその人を大切にしている証拠。

もし相手の名前を呼び間違えても大丈夫(厳密に言えば大丈夫ではないけど、間違うことを恐れて名前を呼ばないよりもマシ)。

自分が親からもらった名前と同じくらい、相手の名前も大切にしたい。


3. アクション

a. 人的ネットワークを構築する

人との繋がりを作っていくことは、協力隊員としての活動や生活をより深めることにつながる。

いろんなコミュニティに積極的に参加していこう。


b. チームワークを構築する

海外協力隊員にできることの一つは、自分が職場にいることで新たなチームワークを生み出すこと。

これができるようになるのは2年間のうちかなり後の方になる可能性もある。

その時々で常に自分にできることをやっていきたい。


c. 先輩隊員から積極的に教えを請う

先輩隊員の存在は本当に大きい。

活動中に立ち止まったり迷ったりした時は、先輩隊員に相談してみると解決の糸口が見つかるかもしれない。

現地での生活に関しても先輩隊員は経験豊富。

積極的にいろんなことを聞いてみようと思う。


d. 自発的に学ぶ

常に周囲にアンテナを張って、周りからどんどん学んでいきたい。

これは配属先の活動はもちろんだし、日常生活も同じ。


e. 興味を持ってもらえる人間になる

自分自身を磨いたり、就職活動の自己分析みたいに自分を客観視したりして、興味を持ってもらえるポイントを増やし、積極的に周囲にアピールしていきたい。


f. 自分が地域の景色の一部になる

地域の中で活動し、地域の懐に入っていくことは海外協力隊の本分。

もしかしたら地域や配属先の中で特別な活動が何もできなくても、ただそのコミュニティの中にそっと居続けられれば、それで十分なのかもしれない。

自然な形で地域の方々の中に溶け込んでいきたい。

最近この件に関して自分の中でスッと腑に落ちたツイートを見かけたので共有させてください ↓↓


あとがき

本日もお読みいただきありがとうございました。

今回は「海外協力隊としての本質」を再確認するために、海外協力隊員として大切なことを記事にまとめました。

任国に赴任してからまだ1ヶ月ちょっとしか経っていないですが、もう既に海外協力隊員としての初心を忘れそうになっているなべみ。

このタイミングで、初心を忘れかけていることに気づけたのは、実はよかったのかもしれない。

配属先での活動スタートを控えている中で緊張と不安がありましたが、なべみはこの記事を書いてるうちにだんだん初心を思い出してきたと同時に、配属先での活動が楽しみになってきました。

今後さらに気づきがあればまだまだ書き足していこうと思います。

「これも書き足してほしい!」と思うことがあれば、ぜひコメントなどで教えてください。


ではまたあなたにお会いできることを願って。さよなら〜👋👋👋

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