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【JICA海外協力隊】166/730日目「喜びと失望を繰り返して」

#112 250119


こんにちは。JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。

本日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。


最近ちょっと疲れがちのなべみです。

ピリピリしがちというか、ちょっとしたことでぷりぷりしがちというか。

普段ならスルーできるようなことも最近はなぜかスルーできずに言い返すことが多くなってきました。いいか悪いかは置いておいて。

というわけで今回は、最近の心模様を雑多に書き記してみる回にします。

最近のポジティブな出来事とネガティブな出来事を両方書き殴っていこうと思います。

本日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


後輩隊員とドミ近くのカフェに行きました。同期だけでなく隊員同士の縦の繋がりが嬉しいです。




【なべみの近況】喜び編

① 後輩隊員とゆっくりお話できた

まずは後輩隊員との関わり。

今の新隊は今月頭にディスパッチ(任地に引っ越しすること)だったそうですが、一部隊員は家の都合でまだ首都のドミトリーにいるようでした。

ディスパッチ予定日に任地に行けない悲しみをなべみはよくわかっている(つもり)。

なぜならなべみはディスパッチを本来の予定日から2ヶ月間も待ったから。

マラウイに来てから現在5ヶ月半ほど。なべみは自分の家にいる期間よりもドミトリーにいた期間の方が未だに長いです。

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というわけでこの前まだドミにいる後輩隊員たちと一緒に近くのカフェでランチしてきました。

みんなマラウイに赴任して何かしら考えていることがあって、その思いを母国語で共有できて楽しかったです。なべみの喜びの一つです。


② ご近所さんとの関わりが増えた

最近、大人子供関係なくご近所さんとの関わりが増えました。

その理由は明らかで、なべみが自分からご近所さんに挨拶をするようになったから。

「ご近所さんなのに今まで挨拶していなかったんかい!」とも我ながら思うのですが、今までは周囲を歩く人に挨拶をするほどの元気がなかったんですよね。あとは人の目も気になっていたから。

最初は「そんなにジロジロ見ないでよ」とか「ジロジロ見るくらいなら一言挨拶してくれればいいのに」と思っていました。

でもすれ違うマラウイアンの気持ちになると、自分と見た目の違う相手に何と声をかけたらいいか、というかそもそも声をかけていいのかすらわからないと思います。

それに気づいたなべみは、その日を境にすれ違う人に挨拶をすることにしました。


マラウイには誰でも使える超簡単万能挨拶があります。

それは "Bo(ボ)" または "Bobo(ボボ)" です。

挨拶の仕方は簡単。こちらが "Bo(ボ)" または "Bobo(ボボ)" と言えば、相手も同じく "Bo(ボ)" か "Bobo(ボボ)" と返してくれます。これで挨拶終わり。超簡単ですよね?

意味は何かって? わかりません。

でも前にとあるマラウイアンが言っていたのは "Nice" とか "Cool" みたいな意味合いだとのことでした(本当かなあ)。


なべみは近所ですれ違う人たちにとにかく「ボボ」と言います。

すると大抵の人は親指を立てて笑顔で「ボ」か「ボボ」と返してくれます。大人も子供も。

その挨拶のおかげか、最近近所の人が前よりもニコニコしてくれてたり、中には話しかけに来てくれる大人や子供も出てきました。

なべみの中で少しずつ地域コミュニティが広がってきています。


③ 電気・水道の調子がいい

最近雨季なのになぜか生活インフラの調子がいいんです。気持ち悪いくらいに。

電気は先週の月曜・火曜の2日間だけ停電して、あとはずーっと電気が点いています。

いつもなら大体土曜か日曜の17時半頃から数時間程度か一晩中停電するのに。今週は週末の停電はなかったです。

水道に至ってはなんと今週ずっと断水なし。びっくり。

生活インフラの調子がいい日が続くと「そろそろ停電・断水来そうだな」と不穏になってくるものですが、今週は不穏さを感じながらも生活インフラが止まることはありませんでした。

ここまで調子がいいと「次はいつ停電・断水が来るんだ?」と不安になりますが、素直に嬉しいことですね。


【なべみの近況】失望編

ではここからは、なべみの疲れの原因になっている失望エピソードを綴ります。


① ウォッチマンのやらかし

最近ウォッチマンのちょっとしたやらかしが続いています。

これは必ずしもウォッチマンだけの責任であるわけではなく、なべみがウォッチマンに過度に期待しすぎた結果でもあるなと反省しています。


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② 周りの人への疑念

実は最近、他の人への信用が少しだけ落ちています。

うちのウォッチマンや同じ敷地に住む大家の家のお手伝いさん。

料理をしてもらうための油や食器を洗う洗剤を貸したら残量が明らかに減っていて必要以上に使われているのではと疑ったり、火おこし用のマッチを紛失されたり(というか本当に紛失したのか? どさくさに紛れて自分のものにしちゃった説も否定できない)。

さらに疑念は職場でも。

同僚からもらったキャンディ2つをデスクの上に置いておいたら、次の日には1つなくなっていたのでした。

たかだかキャンディ1つなのでなくなったとて別にどうってことないんですが、自分の物がなくなるって正直あんまり気分は良くないです。

誰が盗ったんだろうなとか、考えても無駄なんですけどついつい考えちゃいます。


こんな感じで、どんなに信用したお手伝いさん、ウォッチマン、同僚であっても、簡単に信用できないよな、という気持ちを最近は持っています。モヤモヤ。

人を信用できなくなっているのは、最近の疲れの一番の要因かもしれません。


③ 言語が弱い

これは自分に対する失望です。

言葉が致命的に弱い。配属先では英語、ご近所では現地語。

先月くらいまでは明らかに英語が伸びてきた自覚があって嬉しかったんだけどな。

でも自分の目指す場所にはまだ達せていないように最近思います。

現地語は英語とは比にならないくらい本当にまだまだ。

言葉が不自由なストレスに苛まれています。

特に配属先では言語の不自由さに気づいてしまうと途端に自信がなくなる。

結構なストレスです。


毎日が喜びと失望の繰り返し

以上、ここ最近の喜びと失望を書き記してみました。

今は正直喜びよりも失望のネガティブな感情の方が強いかもしれません。

結構なストレスになっています。おそらくそれが最近の疲れの原因。


でもこうやって喜びと失望を繰り返すことで、人は前に進んでいけるのかもしれない(と信じたい)。

マラウイにいる今のなべみは、日本に住んでいれば決して考えなくていいようなことでうーんと頭を悩ませています。

マラウイに来ることにしたのも私が自分で決めたこと。だとしても疲れるな。

「20代後半の貴重な2年間をマラウイで過ごす!」と、いろんなものを捨てて覚悟を持ってマラウイにやって来たものの、なべみの周りでは「うーん難しいな」と思うようなことがたくさん起きています。

今のなべみには前に進んでいる自覚がありません。ただただストレスを感じたり、ピリピリした雰囲気を纏わせていたりして、停滞しているだけのように感じる日々です。

こんな時期もあるか。うまくいくだけの日々なわけがない。

「停滞している時期なんだな」と今の状況を受け入れて「なべみはマラウイで息しているだけでえらいんだ」と思えるように、停滞期なりにのんびり過ごしていこうと思います。


あとがき

本日もお読みいただきありがとうございました。

今回は、最近の心模様をポジティブとネガティブ両面から書き綴ってみました。

最近夜になると胃が痛いです。キリキリ

「なべみは胃に負担をかけてまで毎日頑張っているんだな、えらいな」と、胃痛があるたびにお腹をすりすりなでなでしています。

最近はこうでもしないと生きられない。自分を保てない。はたまたもうすでに保てていないのかもしれない。

自分のペースを守ってなるべく穏やかにゆっくり過ごしていきたいです。


というわけで本日はここまで。

いつもなべみの記事をお読みいただきありがとうございます。

また明日お会いしましょ〜👋👋👋





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