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【JICA海外協力隊】175/730日目「2年間という時の長さに想いを馳せる」
#121 250128
こんにちは。JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。
本日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。
最近のブログネタ、何がいいかな〜と悩みがちななべみです。
ネタがなくなっています。
病んでいるときは自分の気持ちに正直になって書けるので思いの丈をつらつらと書けますが、別に病んでいるわけでもないような普通の状態のときって本当にネタがない。
マラウイに赴任してもうすぐ半年。身の回りのいろんなことやいろんな感情・思いが、あって当たり前のものになりつつあります。
こういうブログネタのないときこそ自分の心により敏感でいたいですが、実際はそうもいかない。
配属先での活動のことももっと書きたいけど、書いていいこととそうでないことの取捨選択がまだ難しく、ちょっと踏み込んだような記事をなかなか書けずにいます。
なべみのブログで国際機関での活動の話があんまり出てこないのはそういうことです。
相変わらず模索だらけの日々です。
今回は、協力隊としての任期2年間という時の長さについて考えてみる回にしようと思います。
本日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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任期2年って体感長くない?
ブログのネタを考えている時にふと思ったこと。
協力隊の任期2年って長くないですか?
これは2年の任期を1年にした方がいいとか、そういうことを言っているのではありません。
いざ自分が2年間の任期の中にいて、冷静になって考えてみたら「2年って長いな」という感想を持ちました。ただそれだけです。
今これを書いている段階でなんなら赴任からまだ半年も経ってないですからね。
うーん、私はこの世界最貧国で2年間も生きるのかあ。
自分で決めた道のはずなのに
この気持ちはなんだろう。
今は自分で決めた道の上にいるはずなのに、どうして私はモヤモヤしているんだろう。
協力隊になりたいと思ってもなれない人もいる。
誰もが協力隊になれるわけじゃないのに。
日本での安泰で豊かな暮らしを全捨てし、貴重な若い時間を使って私は今、世界最貧国にいる。
自分一体何やってんだろうな。何しに来たんだろうな。
私は軽い気持ちでマラウイに来てしまったかな。
マイノリティが一人で何やってんだろう
見た目の違いから歩くだけで好奇の目に晒される毎日。
圧倒的マイノリティとして生きる日々。
ほんと何やってんだろ。
協力隊になれば「毎日楽しいハッピーイェーイ!」なんてそんなわけない。
もし協力隊に対して毎日ハッピーイメージを持たれている人がいるのであれば、そんなの信じない方がいいし、そんなわけがない。これは確信を持って言える。
世界中の誰かがSNSでそんなふうに発信していたとしても、それが真実という保証はどこにもない。
もし毎日のように幸せな投稿をしている人がいるのであれば、その人は日々葛藤しているのを隠して毎日を明るく楽しく見せている。まるでキラキラアイドルみたいで、その人の前向きで明るくいようとする姿勢を尊敬せずにはいられない。
だから私は「毎日幸せスーパーポジティブー! あなたもポジティブポジティブー!」みたいにポジティブや正論の押し売りをする人よりも、つらいときは陰にそっと隠れて一人で泣いているような人間らしい人や、落ち込んだ私のことさえも全肯定してくれるような、そんな人が好き。
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あとがき
本日もお読みいただきありがとうございました。
今回は、2年間という時の長さを考えてぼやいてみました。
今がつらいわけじゃないですが、ふとマラウイでの2年間を考えてしまいます。
考えた末にふと心が疲れてしまう。
私がかつて渇望していた未来と今の現実にギャップを感じます。
私が望んでいた海外生活ってこんなだったかな。
考えてもしょうがないことを日々考えます。
他の有意義なことやマラウイでしかできないことに時間を使った方がいいと思う人もいるかもしれません。
でもこれだってマラウイでの大切な時間の使い方だと思っています。
いっぱい考えていっぱい悩んでいっぱい泣いて。
私は2年後帰国した時に、今の時間の使い方を誇らしく思いたい。
「これが私のマラウイでの2年間だ」って胸を張って言えるようにしたい。
「つらいときも泣いたときも全部ひっくるめての大切な2年間だった」って言えるように。
というわけで本日はここまで。
いつもなべみの記事をお読みいただきありがとうございます。
また明日お会いしましょ〜👋👋👋