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【JICA海外協力隊】170/730日目「協力隊になると強くなれる」
#116 250123
こんにちは。JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。
本日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。
病み期真っ只中を少しだけ抜け出しているなべみです。
今日から職場に復帰しました。
カウンターパートや同僚が心配してくれていました。みんな本当に優しい。
今回勇気を出して同僚たちに私のつらい気持ちをさらけ出していろんな人に私の思いを受け止めてもらったことで、職場への信頼感が増した気がします。
「ああ、私もっと正直につらい気持ちとか不満とか愚痴とか吐き出していいんだ」って。
そして今日は出勤してからお昼過ぎまでミーティングが3本立て続けに入るという社会復帰したてにしては過密スケジュールの一日でした。
明日は今日のミーティングの議事録を2本作ります。ヒョエ〜〜〜
でもすることが何もないよりもちょっぴり忙しいくらいの方がいいのかもな。明日も頑張ろう。
さて本題ですが、なべみは今回の病み期を通して「海外協力隊になるといろんな面で強くなるなあ」「自分タフになったなあ」と感じる場面が多々ありました。
そこで今回は、海外協力隊になることで得られる強みを雑多に書き記そうと思います。
本日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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海外協力隊になることで得られる「人としての強み」
① 適応力
協力隊になると不測の事態に柔軟に対応する適応力が身につきます。
例えば停電や断水が発生すれば、その時々に合わせて次の行動を考える必要があります。
慣れてくれば、生活インフラがストップする前にいろんな予防策を考えて手を打てるようになってきます。
こんな不安定な生活を通して日々適応力が鍛えられていきます。
また、現地の人と待ち合わせをしても待ち合わせの時間は守ってもらえないことがほとんどです。
そんな時でも自分の意見を押し付けず相手の状況に合わせてあげる適応力が求められると私は思います。
このように、協力隊になると日々の生活を通して適応力が身につきます。
② 受容力
協力隊は自分が異文化として、元々地域に根付いた文化にお邪魔させてもらう身分です。
異なる文化を受容する力を培うことができるのが協力隊だと思います。
なべみはよく葛藤していますが、自分と違う文化を受け入れるって理想ではわかっていても実際は大変です。
だからと言って受け入れられない自分を否定したくはないけど、赴任前と比べるとだいぶ周囲のものを受け入れられるようになってきました。
自分に受け入れるだけの器ができてきたのかもしれません。
③ 感謝力
協力隊になると身近なものに感謝できるようになります。
例えば自分の所属先。配属先だけでなくJICAも含め。
「私は本当にJICAに守られているな、ありがたいな」とつくづく感じます。
こんなにも守られた立場にいながら海外で仕事ができるなんて本当に幸せだと思います。
あとは、いま周りにあるものに対する感謝の気持ち。
日本に比べるとないものばかりの毎日です。
だからこそ、いま目の前にあるものに対する感謝の気持ちが自然と芽生えます。
④ 問題解決力
配属先や身近な近所における問題を解決する力が身につきます。
例えば配属先で「これに困ってるんだよねー!なんとかしてくれない?」とお願いされたことに対して、いろんなアイデアを出す必要が出てきます。
不思議なのが、日本人が出すアイデアって本当に多種多様で、現地の人が思い付かないようなアイデアがたくさん生まれるんですよね。
また、日本に比べて協力隊が赴任するような場所は資源が限られていることがほとんどです。
協力隊として活動することで、そこにある物を使ってアイデアを出して、問題を解決する力が身につきます。
⑤ 日本のいいところに気づく力
これが一番大きな強みだと思っています。
日本にいるだけでは気づかない日本の良さにたくさん気づくことができます。
本日ツイッターで見つけた動画内でイチロー氏が言っていた内容が印象的だったので共有します(該当の内容は0:53〜)。
アジア初史上2人目の満票
— ・ (@tk412412) January 22, 2025
イチロー氏も警鐘
「大人に叱ってもらえない」Z世代が直面する「やさしさという残酷」
厳しく教える事が難しい時代
先生より生徒が強くなっている。
自分で自分の教育をしなくてはいけない
時代だ
自己責任
今のみんなが生きる時代はそれが大切
pic.twitter.com/cegP8c91oi
海外に行くことでわかる日本の素晴らしさ。
そして実際に住んで現地の方々と生活を共にすることで気づく日本の良さがたくさんあるなと常々思います。
自分が生まれた母国の良さを再認識できる。これこそが協力隊として得られる最大の強みであり、協力隊最大の魅力でもあるなと思います。
私はいま人としての成長過程にいる
以上、海外協力隊で得られる「人としての強み」を書き連ねてみました。
上記以外にも得られる強みはまだまだたくさんあると思います。
ですが今回の病み期を通して、なべみはいま人として成長するための過程にいることを実感しています。
決して「私はこの病み期・苦しみを乗り越えなきゃいけない!ギィィ〜〜〜!!!」と無理をしているわけではありません。
ただ「ああ、私はいま人としての成長過程にいるんだな〜」くらいの軽い気持ちです。
流れるがままに小さな階段を地道に一段ずつ登っていく感覚です。
もちろん登れない日もある。でもだからと言って下に降りていく感覚はないです。あるとしたら現状維持。
諦めたら下に降りることはあるだろうけど、私は今のところ諦めないを選んでいます。
登れなくなったら現状維持でいつつ、また登りたくなったら登る。それがなべみの人生。
そうやってすこーしずついろんな強みを手に入れていきたい。自分のペースで。
あとがき
本日もお読みいただきありがとうございました。
今回は、海外協力隊で得られる「人としての強み」を書いてみました。
ここ最近病んでいるなべみですが、どん底ピークの時に比べたら少しずつ立ち直っています。
まだ完璧に立ち直ったわけではないですが、自分のペースで少しずつ立ち上がっています。
大丈夫だ、私は間違いなく立ち直れるし、また前に進んでいける。
今回の病み期で、なべみを助けてくれた人がたくさんいます。
今日は仲のいい同僚がランチに連れていってくれて、いろんな話を聞いてもらいました。嬉しかった。
彼女はなべみの大切な同僚でありお友達です。なべみが一方的に友達認定しているだけっていう説もあります。
まあでもそうだとしてもなべみは友達だと思ってるからそれでいいかなーなんて。
周りからの支えに感謝しながらまた明日も生きようと思います。
なべみは息してるだけでえらい。
というわけで本日はここまで。
いつもなべみの記事をお読みいただきありがとうございます。
また明日お会いしましょ〜👋👋👋