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【JICA海外協力隊】173/730日目「マラウイで感じる幸せの数々」
#119 250126
こんにちは。JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。
本日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。
貴重な日曜日。今日はお家でいろんなことができました。
マラウイの日曜日はスーパーなどのお店がお休みだったり時短営業だったりと、外に出ても買い物があまりできないかつ、観光などの娯楽は首都であってももちろんゼロなので、毎週日曜日は家にこもりがちです。
家のお掃除、最近溜めに溜めていたお洗濯、ずっとやりたかったバケツ洗い、家計簿、お料理、日本に住む祖父母への手紙書き、習字、湯船に浸かる。そして今はブログを書いています。
こうやって書き出してみると一日充実してたなと実感します。
特にバケツ洗いと祖父母へのお手紙、習字はずっとやりたいなと思っていながらなかなかできなかったので、今日やっとできてスッキリしました。
金曜日午後は買い出し、昨日は大使公邸での新年会で、今日は家でやりたいことをやり尽くす。この週末はかなり充実していました。
明日からの活動頑張れそうです。
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さて今回は、マラウイでのなべみの幸せを綴ってみようと思います。
本日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
マラウイで感じる幸せ
マラウイに来てもうすぐ半年が経とうとしています。
この半年間を通して、自分の中で本当にたくさんの変化を感じています。
その一つは「幸せのあり方」が変わっていること。
日本で感じていた幸せとはまた違う幸せをマラウイで感じています。
というわけで、以下になべみがマラウイに来てから感じている幸せを羅列してみます。
時間がたっぷりあること
食べたい物を自分で作れること
近所の子供たちとの距離が近いこと
日本の家族やマブダチと電話すること
日本食のおいしさを噛み締められること
マラウイ在住日本人との交流が楽しいこと
① 時間がたっぷりあること
平日は(ほぼ)毎日活動に行っていますが、それでも日本で働いていた時と比べると労働時間は短いです。
なので朝の出勤前や帰宅後はかなり時間があるなと感じます。
朝はヨガや語学の勉強をしてから出勤したり、帰ってきてからはブログを書いたりできます。
また徒歩での通勤途中に立ち止まって鳥や犬を眺めたり近所の人たちとおしゃべりできるくらい時間があります。
日本だったら通勤途中に寄り道することはまずなかったです。
時間がたっぷりあることは、マラウイに来てから感じる幸せの一つです。
② 食べたい物を自分で作れること
これはなべみのブログで何度も取り上げているネタですが、マラウイには日本食レストランが一つもありません。しかも手に入る日本食も限られています。
なので食べたい日本食があるなら自分で作らないといけません。
なべみはマラウイに来てから、食べたい物を自分で作る幸せを感じています。
例えば今日作ったハヤシライス。あとはカレーライス、生チョコ、ホットケーキ(ホットケーキミックスがないので小麦粉とベーキングパウダーを混ぜたお手製のやつ)、レンチンフォンダンショコラ、レンチンチーズケーキ、味噌汁、肉じゃが、などなど。
最初は「食べたい物があったら全部自分で作らなきゃいけないのか〜〜めんどくさ」と思っていました。
しかし最近は自分で作ることを楽しんでいます。
今日のハヤシライス。普通ハヤシライスはルーを入れて作るものですが、マラウイにハヤシライスのルーはもちろんありません。
なのでルーがなくても作れるハヤシライスのレシピを検索します。レシピは検索すれば意外とすぐ出てくるんですよね。
そして材料を見て、今手元にある物で作れそうかを確認し、できそうだったら調理開始です。
マラウイに来てから「ない物は作ればいい」という発想になりました。
作る過程も楽しいし、もちろん作った物を一人で貪り食う時間も楽しいです。
③ 近所の子供たちとの距離が近いこと
日本にいた時よりも近所の子供たちとの交流が増えました。
子供って言語があんまりわからなくても関係ないみたいなんですよね。
友達になるのに言語は必要不可欠なものではないというか。
それよりも一緒にいることが楽しい。ただそれだけ。
最近とある雨の日、近所で仲がいい女の子が我が家まで傘をさして歩いてくれたのですが、最後に「バッグをちょうだい」と対価に物をせびられてちょっと悲しい気持ちにもなりましたが、それもマラウイにいれば起こりうること。
それでも近所の子達との関わりが増えたのは嬉しいし楽しいし、何より子供たちが可愛いです。
④ 日本のマブダチと電話すること
日本にいる家族や友達と時間を合わせて電話するのも楽しみの一つです。
日本の様子を聞いたりマラウイの話をしたり。
気の置ける人とゆっくり話ができるのは楽しいし、海外に住んでいるからこそこうやってオンラインで話ができるありがたみを感じます。
⑤ 日本食のおいしさを噛み締められること
日本食を食べると日本にいた時よりも「日本食うめー!」って感動します。
海外にいるとて私の胃袋はまだまだ日本だなと思います。
日本で食べる日本食が美味しいのは当たり前ですが、海外で食べるそこそこクオリティの日本食でももう感動しちゃいますね。
日本食を食べている瞬間、とっても幸せです。
⑥ マラウイ在住日本人との交流が楽しいこと
マラウイは日本人が少ない国。
そんな国で出会う日本人の方々との交流は例外なく楽しいです。
皆さん意志を持って海外に来ていらっしゃる方々ばかりなので、話が合うような気がします。
マラウイに来たきっかけやこれまでの経験など、いろんなバックグラウンドを聞くのも楽しいです。
それに皆さん本当に心が温かくて優しい方々ばかり。
きっと日本から遠く離れた国で、それぞれいろんなご苦労・大変な思いを経験されているからこそ、他の人に優しくできるんだろうなと思います。
日本人の方々との交流もマラウイで幸せを感じる瞬間の一つです。
あとがき
本日もお読みいただきありがとうございました。
今回は、マラウイで感じる日々の幸せを書き綴ってみました。
今私がいさせてもらっている環境は本当にありがたいなと思います。
なべみはずっと「海外で長期間生活したい」と思っていました。
アメリカに半年ほど留学し、それから5年後となる2024年、また海外に住むチャンスをいただきました。しかも2年間も、アフリカのマラウイという地で。
アメリカにいた時に感じた「私は海外に住みたい!」というマインド。日本に帰国後コロナ禍を経てしばらく忘れていたような気がします。
だから私は今から2年後、日本に帰国した後の自分が少し怖い。
帰国後日本生活にどっぷり浸かってしまうことで「私は海外で生活するんだ」という初心を、また忘れちゃうんじゃないかって。
マラウイにいる今回こそは絶対に忘れたくない。
だからマラウイにいる幸せを今ここで書き下ろして、海外に住む幸せ、すなわち初心をずっと忘れないでいたい。
今日はそんな思いでマラウイでの幸せを綴ってみました。
というわけで本日はここまで。
いつもなべみの記事をお読みいただきありがとうございます。
また明日お会いしましょ〜👋👋👋