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【JICA海外協力隊】135/730日目「みんなでご飯を囲む楽しさ」
#81 241219
こんにちは。JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。
本日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。
今は配属先にいるなべみですが、いつもは私含め4人ほどいるオフィス部屋に、今日は誰もいません。
同僚たちはそれぞれ在宅勤務していたりフィールドに出ていたり。
なべみは午前中とあるミーティングに駆り出されていましたが、ミーティングが終わった今はすることがなくなってしまいました。
勤務時間中にこうやってnoteを書けるほどの時間があるのはとっても久々です。
午前中のミーティングはバタバタしていたけど、今みたいに暇な時間があるのも悪くない。
オフィスでの貴重な一人時間、存分に楽しませてもらおっと。
さて今回は、みんなで一緒にご飯を食べることについて綴っていこうと思います。
今日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。
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マラウイの食文化「カリブ」
なべみがマラウイに来て好きだと感じる文化。それは「カリブ」。
カリブとは、みんなで食べ物を持ち寄ってシェアし、ご飯を楽しむ文化です。
職場、コミュニティなどで「カリブ〜」と言って、みんなで食べ物をシェアし合います。
なべみはシェアできるほどの食べ物を持ち歩いていないことがほとんどなので、カリブの時にも食べ物をシェアすることができません。
それでもみんななべみを仲間に入れてくれて、食べ物を分けてくれます。
みんなでワイワイおしゃべりしながら美味しいご飯を楽しむ。
そんなマラウイの文化がなべみは好きなんです。
助け合うマラウイの文化
ある日ウォッチマンがこんなことを教えてくれました。
「マラウイでは困った人がいたら助けるのが普通なんだよ。時には助けて、またある時には助けてもらって、そういう助け合うことがマラウイの文化なんだ」
この助け合いの文化ってカリブに起因しているなと思うことがあります。
なべみみたいに食べ物を持っていなくてもカリブに混ぜてもらえて、みんなが何の見返りもなく食べ物を分けてくれる。
「なんでこの人食べ物持ってないのに混ざってくるの?」と言う人はいないし、そんな風に思う人はいないように私は思います。
困った時は助け合う。見返りは求めない、お互いに。
そう思えば「外国人=お金持ち」だと思いがちなマラウイの人たちが私を「お金を与えてくれる人・自分を助けてくれる人」だとみなすのも、無理はないなと思います。
最初は挨拶の代わりの一言目に「お金くれ」と言われるのが本当に嫌だったしショックでした。
でも最近はそんなマラウイの人たちを受け入れられるようになっています。
赴任したての最初からいきなり「マラウイの人たちを受け入れなきゃー!」と無理して頑張っても、自分の首を絞めるだけであんまり意味なかったな、と今では思います。
全て時間が解決してくれたように思います。
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みんなで美味しいご飯を食べるって楽しい
カリブの魅力はご飯をシェアしあうことだけではありません。
みんなで一緒に美味しいご飯を食べるということも、魅力の一つだと思います。
もちろん一人で美味しいものを食べるのだってもちろんいいのですが、誰かと一緒に食べる幸せとはまた違うのかな、と個人的には思います。
同じ食べ物を食べて「これ美味しいね〜」と食べ物に対する幸せな気持ちをその場で共有できる。これってとっても幸せなことだと思うんですよね。
以上から推測するに、カリブの目的は大きく分けて2つかなと考えます。
食べ物を持っている・持っていないに関係なくみんなで食事をするため
美味しいものを食べる幸せな時間・瞬間をみんなでシェアするため
マラウイに根付いた助け合い、幸せを共有し合う文化。
そんな文化の中にいさせてもらえること、本当にありがたく思います。
あとがき
本日もお読みいただきありがとうございました。
今回は「みんなでご飯を囲む楽しさ」について綴ってみました。
今までずっとネガティブな発信が多かったなと思ったので、今日はテイストを変えてマラウイの好きなところに着目して記事を綴ってみました。
最近は「マラウイのこんなところ好きだな〜」と、マラウイのポジティブな面に目を向けて幸せを感じられるようになってきています。
マラウイでの生活に少しずつ慣れてきた証拠なのかもしれません。
なべみは元々ネガティブな性分なこともあり、つらい中で無理やり幸せを探したり、ポジティブな方向・考えに無理やり持っていこうとすると、逆に無理をして余計疲れてしまいます。
だからポジティブになれる時だけポジティブになって、どうしてもネガティブになってしまう時はそれで仕方ないと諦めるようにしています。
今回はちょっとポジティブになれそうだったので、ポジティブな気持ちを発信してみました。
てなわけで本日はここまで。
いつもなべみの記事をお読みいただきありがとうございます。
また明日お会いしましょ〜👋👋👋