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【JICA海外協力隊】194/730日目「任地への愛は芽生えるのか」

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こんにちは。JICA海外協力隊 2024-1次隊のなべみです。

本日もなべみの記事にアクセスしていただきありがとうございます。


今週末は休日を充実させるためにある試みをしてみました。

それは週末旅行。

旅行というほどではないのですが、他の隊員のお家に遊びに行く試みです。

金曜は同期の家、土曜は先輩の家にお泊まりに行きました。

他の隊員がどんな暮らしをしているのかを見たり、近くの観光スポットや美味しいお店を巡ったり、お家で一緒にご飯を作って食べたり。

そして何よりの楽しみは、隊員同士一対一でいろんな話をすること。

普段の隊員同士のコミュニケーションは複数人になることが多いです。皆さんそれぞれ本当に魅力的で「もっと一人一人とちゃんと話したいなあ」と思うことが多いんですよね。

だから一人で他の隊員に会いに行くことで、一対一でいろんな話ができてお互いのことをたくさん知れるわけです。

帰国したら次はいつ会えるかわからない。

素敵な先輩や同期と同じ国にいるうちに、一緒に思い出をたくさん作りたいと思っています。

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さて今回は、任地に対する愛着についての話を綴ろうと思います。

本日も最後までお付き合いいただけると嬉しいです。


先輩の任地にあるロッジで食べたサンドイッチ。美味しすぎて意識不明。


空に架かる虹と遠くに広がるマラウイ湖。


ロッジに行く途中の景色が綺麗でした。ずーっと見ていられる。




先輩の任地愛

なべみはこの週末で先輩隊員の任地へ遊びに行ってきました。

そこで感じたのは、先輩の任地に対する愛。

この旅行中先輩は「任地が好き」だという話を度々していました。

今回先輩の任地に行って「マラウイにも意外と見どころあるんだな」「マラウイに来て良かったな」と思えるような綺麗な景色や、美味しい食べ物に出会えました。これも先輩の「任地が好き」の要素の一つかもしれません。

しかしそんな物質的要素だけでなく、先輩の任地に対する愛情は地域での関わり方にも現れていました。

道ゆく人たちから声をかけられていたり、逆に道ゆく人に声をかけていたり。

先輩の知り合い・友達だという人ともたくさん出会いました。

先輩は任地でたくさんの友達を作っているようでした。

そしてお互いにコミュニケーションを楽しんでいる様子が印象的でした。

協力隊に求められている「地域での関係づくり」が見事に体現されている様子を見せていただき、勉強させていただきました。


「任地好きー!」と感じる瞬間は

任地が好きな先輩の一方で、なべみはどうか。

正直「自分の任地が好き!」という感覚はまだないです。

これにはいろんな要因があるように思います。

例えば、任地を好きになれるほど身の回りの環境に慣れていない。

あとはそもそも任地が首都であることから、「ここは自分の任地」という認識が希薄。

「任地好き?」と聞かれても、素直にYesと言えない自分、即答できない自分がいます。

これは決して恥ずべきことではないんだけど、せっかくだから「自分の任地好き!」って堂々と言いたい。

でも自分の気持ちに正直になれば、好きと即答することができないのが今の状況です。


「帰ってきたな」という思いはある

そして今日、先輩の任地のバスデポまでお見送りしてくれた先輩とお別れし、首都へ向かうミニバスに乗っていた時、街に近づいていくにつれて、首都の見慣れた景色が目に入ってきました。

まるで自分の知っている街が少しずつ姿を現してきたような気がしました。

そこでなべみは自然と「ああ、私は任地に帰ってきたんだな」という感想を持ちました。

日常に戻ってきたとも言うべきか。

リロングウェ(マラウイの首都・なべみの任地)での生活が日常になっていることを実感した瞬間でした。

任地に帰ってくると、普段見慣れている景色が目に入ってとても安心します。

「地方隊員が任地に帰ったときの感覚ってこんな感じなのかな」と、地方隊員の気持ちになったような気分でした。


「任地に戻ると日常に戻ってきた感覚がある = 任地が好き」これが成立するかどうかは今はまだわかりません。

でも少なくとも今のなべみにとって、リロングウェが自分の帰る場所になっていることは確かです。

こうやって旅行に行くと、任地に帰ってきたときに「帰ってきた〜」という感覚があること、任地に戻ってきた安心感があることの幸せを感じられます。

任地をより好きになる意味でも、国内旅行に行く意味は十分あるなと実感しています。

これからも引き続きマラウイ国内のいろんなところを巡ってみたいと思っています。


あとがき

本日もお読みいただきありがとうございました。

今回は、任地に対する愛着について綴ってみました。

首都に住んでいると、なかなか自分の任地を「ふるさと」と思えないような気がします(これは私の個人的な意見なので偏見だと思ってください)。

そんな偏見もあり「任地に愛着が湧く地方隊員いいな〜」と、地方隊員が羨ましくなりました。

これから任地を好きになるときは来るのでしょうか。

また気持ちの変化があれば綴ってみようと思います。


というわけで本日はここまで。

いつもお読みいただきありがとうございます。

また明日も気が向いたら見に来てくれると嬉しいです。ではまた明日!





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