校閲・校正支援ツール「文賢」に文章力を指導してもらっています
文賢めっちゃいいぞ!という話です。ちなみに記事広告でもステマでもなく、単なる個人の感想です。
文賢 is なに?
文賢は、文章を自動で推敲・校閲・校正支援してくれるツールです。
書いた文章を文賢にぺいっと貼るだけで、誤字や読みやすさをチェックしてくれるという優れモノ。わたしは1年ほどプライベートで利用した後、現在は会社で利用しています。
自社で運営しているnote では、書きおわっったらまず文賢チェック→その後に第三者レビューを行うフローにしています。
そんな文賢めっちゃいいぞ!ということで、「どの機能が便利か」「文賢を利用することでどんな良いことがあるか」を解説します。
誤った日本語を指摘してくれる
まずは基本機能。誤字・誤用を指摘してくれます。
特に、誤用は自分では気づきづらいので本当に助かっています。
例えば、「役不足」を「本人の力量に対して役目が重すぎること」意味で使っていないか?など誤用しやすい熟語を指摘してくれたり。
い抜き表現・ら抜き表現になっていないか?と指摘してくれたり。
このように、文賢を利用することで誤った日本語を使わなくて済むという安心感は嬉しいです。
読みづらい箇所を指摘してくれる
文賢を利用していてもっとも重宝しているのは、読みづらい箇所を指摘してくれる推敲機能です。特によく指摘されるのは、「冗長表現」「読点の数」「助詞の連続使用」「文末表現の連続使用」です。それぞれ解説します。
◎冗長表現
「〜という」とか、「〜ことができる」とかの冗長表現、うっかりやってしまいがちですよね。文賢を利用すると、こういった冗長表現を指摘してくれます。
◎一文内の読点の数
適切な読点の数って難しいですよね。わたしの場合はふつうに書くと読点だらけになってしまいます。
文賢を利用すると、●文字以内の読点の数が多い / 少ない を指摘してくれるので安心です。
◎同じ助詞の連続使用
これも気づくとうっかりやってしまいがちです。「昨日のジャイアンツの投手の四球の多さが問題だ」みたいな。
書いているときには気づきづらい、こういった助詞の連続使用を指摘してくれます。
◎同じ文末表現の連続使用
「〜です。〜です。〜です」と同じ文末表現が連続すると読みづらいですよね。文賢では、3連続で同じ文末表現が続くと指摘してくれます。
「人の文章に指摘する」ストレスが軽減
こうして文賢を利用することで校閲・校正の手間が大幅に削減されました!単純に時間の節約になるのみならず、校閲・校正の精神的ストレスが減ったことも大きな効果と感じています。
というのも、文章の校閲・校正をするのって精神的にとても疲れるんですよね。誤字やわかりにくい表現を探すのはとても神経を使いますし、それが自分じゃない誰かが書いた文章だとなおさらです。
人の文章に指摘する際は、「分かりづらいと感じるのは自分の主観じゃないかな」とか「指摘しすぎて細かいやつと思われたくないな」とか、ついいろいろ考えてしまいます。
文賢を利用することで、そういった精神的負担がなくなるのは大きなメリットです。
文賢を利用し続けることで文章力が向上する
そして最後に。文賢を利用し続けることで、書き手の文章力が向上します。
これはわたしがプライベートで1年ほど利用していた経験からなのですが、何度も文賢の校正を受けるうちに、自分の文章のクセがつかめてくるのです。例えばわたしの場合は、読点多すぎ・同じ文末表現を連続使用しがち、など。
「あっ、この書き方したらまた文賢に指摘されるな」と書きながら気づけるので、文賢に指摘されない書き方(=読みやすい書き方)が少しずつ身についてきます。
このように、文賢を利用することで「読みやすい文章」にするための労力が軽減され、文章力も底上げされます。めちゃ便利!オススメです。
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