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なべはるの心に残った note

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なべはるの琴線に触れた note をまとめるマガジン
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#ライティング

ライティング初心者がはじめてインタビュー記事と向き合って得た学び

先日はじめてちゃんとインタビュー記事を書きました。予定通り(?)さまざまな落とし穴にハマり、それはもう学びが深かったので整理しておきたいと思います。 なお、具体的なアウトプットのよしあしをふりかえる記事ではなく、「インタビュー記事を書く」というほぼ初めての経験に対してのふりかえりであること、わたし自身はまだまだ以下の内容を訓練中であることをご了承ください。 インタビュー記事は、「書く」というより「魅力的に再構成する」今回の学びを一言であらわすなら、インタビュー記事は「書く

情報発信あるある『私なんか…』との向き合い方

「私なんかが情報発信するのはちょっと…」 Xやnoteでの情報発信をする際、多くの人が感じるハードルではないでしょうか? こんにちは、つじた(@Hiroki_Tsujita)です。 誰もが発信できる時代だ!なんて言われていますが、わたしのような凡人にとって『私なんか』のハードルはぶっちゃけ超高いです。 いざ記事を書き始めても、そのハードルを越えられず、下書きのまま熟成されていく…なんてことは少なくない話です。 今もまさに『私なんか』を感じながらこのnoteを書いていま

「記事タイトル作り」が苦手→得意になる方法と、2022年に書いた記事一覧

2023年あけましておめでとうございます!まこりーぬでございます。 ここ数年、年末年始に「今年書いた記事一覧まとめnote」を執筆してきたのですが…… 2022年は「経営者からもらった大事な言葉たち」を冒頭にまとめようとしたところ、奥が深すぎて(あと、SLAM DUNKの読破にうっかり集中しすぎて)休暇中にまとめきれず、完全に出遅れてしまいました。申し訳ありません。 そんな「経営者からもらった大事な言葉たち」は後日まとめるとして……当noteの冒頭では、昨年ようやく自分

「編集の仕事」が思ってた150倍むずかしくて、インターン先で打ちのめされている話

文章を書くことには少しだけ自信がありました。 いや、ほんとうは少しだけじゃなくて、まぁまぁ自信があったんです。 150いいねのnoteを書いたこともあったし、今回のインターンだって10倍以上の倍率をくぐり抜けて、採用してもらいました。 「文章を書くこと」「わかりやすく何かを伝えること」は得意だと思っていました。 バズるnoteの秘訣を知りたくてぼくは今年の8月から、株式会社WORDSでインターンをしています。 WORDSは「編集者の視点」から経営者の言葉をnoteに

「採用」を目的とするオウンドメディア。その目的と効果的な運営方法は?

近年、オウンドメディア開設が増えるなかで、採用にオウンドメディアを活用しよう、という会社も増えています。 と言っても、これは特別なことではありません。 想定する読者が異なるため、「採用サイト」をコーポレートサイトとは別に設置する会社は昔からありました。 その「採用サイト」をメディア化し、最新の情報や読み物を増やすことで、より採用に役立てよう、というのが、採用サイトのオウンドメディア化です。 採用サイトのオウンドメディア化には、大別すると、以下の3つの目的が存在しています

あなたが自分の文章をまとめられないシンプルな理由

ひとりで文章を書いて仕上げていくのは、つらいことです。 これはあなたが悪いのではありません。そういうものです。 なぜ、つらいのでしょうか? それは無意識に「インプットとアウトプットを同時にやっているから」だとぼくは考えます。 どういうことでしょうか? チャーハンをつくっているあいだに材料が足されていくぼくはいまこうして文章をまとめていますが、同時に「何を書こうかな?」「なにかいい例えや事例はないかな?」と考えてもいます。 「書く」というアウトプットをしながら、素材

「書く力」は新しい時代の武器である

書くたびに人生は「上方修正」されるいま「書く」場面はめちゃくちゃ増えています。 これまで、人生のなかで「書く」という機会はそこまで多くなかったかもしれません。書類を書くときや履歴書を書くときに気合いを入れればよかった。書くことを避けていても、なんとかなってきました。 しかしこういう時代になり、遠隔でコミュニケーションをとるようになると「歩く」「座る」「話す」といった行動と同じレベルで「書く」必要が出てきました。 日々TwitterやLINEを使い、仕事ではメッセンジャー

「人は記事をちゃんと読まない」からはじまる意識改革

仕事柄、日々投稿されるたくさんの記事を読みます。あたらしい視点をもらえる記事に出合えるとうれしくなる一方、もっとこうしたらいいのにな…と思ってしまうものもあります。 後者で感じるのは、書き手と読み手の「読む」に対する温度差を意識できていないことです。 基本的に、書き手は「記事を全部読んでもらえる」と思っているのに対して、読み手は「興味をひくものがあれば読む」というスタンス。興味をひかれなければ読まないと判断します。そこで大事なのが、読んでもらうための努力。それをしていない

「書く力」を身につけるうえで「ツイッター」以上にいい方法を思いつかない

「書く力」を身につけるにはどうすればいいか? 編集者という肩書きをつけているので、そんなことをよく聞かれるけれど、いくら考えても「ツイッター」以上にいい方法を思いつかない。 もちろん眺めるだけじゃなくて発信しなきゃダメだけれど、それによって身につく力は計り知れないと思う。 ツイッターをやれば、「書く力」につながるさまざまな力が手に入る。思いつく限り挙げてみたい。 ①勇気ツイッターでは発信する勇気が得られる。発信するからには、スベるリスクもあるし、無視されるリスクもある

読みやすい文章は「デザイン」が優れている

 村上春樹さんや林真理子さん、糸井重里さん、『嫌われる勇気』の古賀史健さん。彼ら彼女らの文章は、スルスルと読める。とっても読みやすい。  その「読みやすさ」の正体ってなんだろう? と考えてみる。  読みやすい文章は、パッとその文章を見た瞬間に「読みやすそう!」と思える。これは「文章の中身」というよりも「デザイン」に近いのではないかと思う。  漢字とひらがなのバランス、改行の位置、「(会話文)」の割合などを計算し、「ビジュアルとして」読みやすくデザインされているのではない