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なべはるの心に残った note

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なべはるの琴線に触れた note をまとめるマガジン
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#広報

企業が発信する文章は、誰も読まない

と、いきなり吊りタイトルですみません。 なのですが、「文章を読んでほしい!」と思うのであれば「そもそも文章なんて誰も読まない!」という前提に立つことは、けっこう重要なことだと思っています。 そんな話をします。 「誰も読んでくれない」を前提にする僕が出版の世界からビジネスの世界に出てみてちょっとだけ驚いたのは、多くの人が「読んでくれる」という前提で情報発信しているということでした。 プレスリリースだったり、社員インタビューだったり、社長とタレントとの謎の対談だったり……

情報発信あるある『私なんか…』との向き合い方

「私なんかが情報発信するのはちょっと…」 Xやnoteでの情報発信をする際、多くの人が感じるハードルではないでしょうか? こんにちは、つじた(@Hiroki_Tsujita)です。 誰もが発信できる時代だ!なんて言われていますが、わたしのような凡人にとって『私なんか』のハードルはぶっちゃけ超高いです。 いざ記事を書き始めても、そのハードルを越えられず、下書きのまま熟成されていく…なんてことは少なくない話です。 今もまさに『私なんか』を感じながらこのnoteを書いていま

採用広報の限界。母集団形成に向けた、note活用「次の一手」を考察

採用広報にnoteを活用する企業が、この数年でかなり増えたと思う。具体的には社員インタビュー記事を中心に、業務内容や職場の雰囲気、福利厚生といった情報を候補者に伝える取り組みだ。 上記のような課題を解決するための一助にはなっていると思うし、note運用が成果に結びつくケースも事実として多い。私もこれまで多くの記事づくりを通して、たくさんの感謝の言葉を受け取ってきた自負もある。 ……なのだけど、採用支援をする立場としては、乗り越え切れていない課題も残っていると感じている。そ

転職して初めてわかった、お酒メーカーの広報になると自社のお酒を進んで飲んでしまう「なるほど」な理由

早いもので、白岳に転職して約2年半の月日が経ちました。 お酒を飲むことが大好きという理由だけで飛び込んだ、本格米焼酎の世界。業界未経験ということもあり、入社当時はお酒にまつわる規制や商慣習など目の前の事に対応をするだけでとても大変だったのを覚えています。 そんな素人同然で転職してきた私ですが、生意気にも入社した時に一つだけ心に固く決めていたことがあります。 それがこちら 「入社後も自社商品にこだわらず、色々なお酒を飲み続ける」 自社商品を飲むのも大事かもしれないけれ

企業のnoteが10倍読まれるようになるいくつかのヒント

企業がnoteを活用するケースが増えてきました。 そこで今日は「企業のnoteをより多くの人に読んでもらうためにはどうすればいいのか?」について書いてみようと思います。 日々、企業や経営者の発信をサポートしている編集者の立場から、なにかヒントになるようなことをお伝えできればうれしいなと思っています。 キーワードは「コンテンツ化」です。 とにかく文章を書けばコンテンツになる、というわけではありません。文章をコンテンツにするためには ①役立つもの、もしくは ②心が動くもの

経営者(広報)はこんな発信をするといい

経営者、または広報は、こういうテーマで発信をするといいと思います。 ①会社をつくろうと思ったきっかけ ②会社をつくってからいちばん苦労したこと ③軌道に乗ったブレイクスルーなできごと ④商品やサービスの誕生秘話 ⑤これからこういう世界を実現させたい ①会社をつくろうと思ったきっかけ会社が始まったころには、かならず「ストーリー」があります。人はストーリーに惹かれます。ぜひストーリーを語ってほしいと思います。ファンの多い会社は、多くの人とストーリーが共有されていることが多いも

2021年、世界はもっと「コンテンツ化」していく

ぼくは、2018年に出版社を辞めました。 そのあと「言葉」を軸にした小さな会社、WORDSをつくりました。 独立当初は、主に本の編集やライティングの仕事をしていました。しかしあるとき経営者のnoteを編集するという仕事をいただき、思いのほか多くの人に読んでいただきました。 それをきっかけとして「広告」や「広報」に近いお仕事も増えていきました。これは独立のときには想定していなかったことでした。 言葉を軸にいろいろと仕事をしていくうちに、出版業界でなくても編集者(および編