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乾坤とは、天地・男(父)女(母)・陰陽・上下・前後…そして、平易簡単・単刀直入に直視し、天下の真理をつかむ!
またまた「中国古典名言辞典」より。
只今、「易経」のところ。
乾は、元いに亨る。貞しきに利ろし。
積極的な徳を行い、しかも操正しくあるならば、万事はうまくいく。
「乾」とは天であり、男であり、健であり、積極的の徳である。その徳をもっていれば、どこに行っても万事がうまくいく。すなわち「元いに亨る」のである。ただし、それには「貞」、すなわち正しい操を守ることが必要だ。それが「貞しきに利ろし」である。
なお、この「元亨利貞」を乾の四徳として、「元」は万物の始め、「亨」は万物の成長、「利」は万物の出来栄え、「貞」は万物の出来上がりと説くものもある。
積極的の徳を持ちつつ、正しい操を守れば、万事がうまくいく?
坤は、元いに亨る。牝馬の貞に利ろし。
柔順の徳をもってし、しかも牝馬のように至順であれば、すべてはうまくいく。
「坤」は乾に対する言葉。すなわち地であり、母であり、柔順の徳である。この徳をもとにしていけば、何事をやってもうまく通じていく、それが「元いに亨る」のである。
柔順の徳を持ち、至順であれば、万事がうまくいく?
乾道は男を成し、坤道は女を成す。
「乾」は積極性の道であり、「坤」は消極性の道である。その乾道は男子としての性格を具《そな》え、坤道は女子の性格を持つ。例えば、創始し、やり通すという力は、男の多くが持つべきものであり、これを完成し守り抜くという力は、女子に多く備わっているものである。
乾道は男・積極性、坤道は女・消極性。
男が創始し、やり通す。それを女が完成させ、守り抜く。
乾は易を以て知り、坤は簡を以て能くす。
乾は、平易な道をもって全てのことをなし、坤は簡単な道をもって万事をよく整えていく。
乾の性は陽気で単純だからであり、坤の性は柔順だからである。
世の中には難しいことが多く、複雑なことが多い。これを処理するには、難しい理屈、複雑な方式をもってしては成功しない。乱麻を断つものは、一刀両断という簡単な方法でするとの教えである。(「知」はつかさどるという意味。)
易簡にして天下の理得。
物事は複雑に考えず、また困難なものとしても考えず、平易簡単、単刀直入に直視するとき、天下の真理をつかむことができる。
難しく考えなーい。
「乾坤一擲」という言葉でよく聞く、
この「|乾坤《けんこん》」。
(ちなみに、乾坤一擲は、天下をかけて一度さいころを投げる意。)
・「乾」は、天・男・健・積極的の徳。積極性の道。
創始し、やり通すという力は、男の多くが持つべきもの。
陽気で単純。平易な道をもって全てのことをなす。
さらには、太陽・陽?・乾で北西・上?前?
天の道・君主の道を乾道というらしい。
・「坤」は、地・母・柔順の徳。消極性の道。
完成し守り抜くという力は、女子に多く備わっているもの。
柔順。簡単な道をもって万事をよく整えていく。
さらには、月・陰?・坤で西南・下?後?
大地の道・婦女の道を坤道というらしい。
(乾坤で、天地の間・人の住むところ、という意味も。)
とまあ、調べるとこんなような意味があるよう。
これ見て思い出すのは、
「Father Sky 天なる父」と「Mother Earth 母なる大地」
たぶん、ネイティブアメリカンの言葉だと思うけど。
一緒なんだなー。
不思議。
興味深い。
なんか、古来から
似たような思想が。
アジアン的?
でも日本神話だと、
太陽・アマテラスは女で、月・ツクヨミは男?
合わないなー笑 違和感。
他は何かあるかな?
全然思いつかないぞ。
何かありそーだけど。
★\(^^)/☆
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