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TOEIC の解き方を知った後に行うこと【レベル別アドバイス】

TOEIC のスコアアップの手段は、ある程度、世に現れた感じがあります。解き方は顕著な例です。「これは新しい着眼点だ」というものはありません。ぼくがめちゃくちゃ知っているというよりも、「さほどバリエーションがない」というのが事実です。

解き方をどこで学ぶか。

ぼくが対策をしていた頃は本に頼りきりでした。もちろん、ネットで調べる手段はありましたが、信じられるものがなくて、頼りにはしていません。

今、もし「どこで解き方を学べば良いですか?」と言われたら、動画です。「TOEIC+解き方」でググったところ、次のような動画が出てきました。

動画の一方で、ネットの記事も多くあります。自分が文字で読むほうが好きなのか、動画で見聞きするほうが好きなのかによって決めれば良いでしょう。

昔は「信頼できる講師を選ぼう」と言っていましたが、解き方に関しては、さほどハズレがないように感じています。解き方が多少効率が悪くとも、英語力がしっかりとあれば、目標のスコアが達成できるからです。

スコアが伸び悩んだ時に「解き方を見直そう」というのは良い考えですが、あくまで持っている英語力を発揮するためのツールが解き方なので、そこに気をとらわれすぎないようにしましょう。

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👓 この note を書いているぽるぽるのプロフィール 👓
・講師(東京海洋大学/市進予備校/天狼院書店)
・著書(TOEIC TEST 戦略特急/毎日の英単語)
・国内独学・留学なしで TOEIC 990点満点・英検1級

👓 初〜中級者は解き方をしっかりと知っておく

初級者や中級者は解き方を知っているだけの状態があります。解き方が身についていない状態です。解き方は知っているものの、自由に使いこなせないと言い換えることもできるでしょうか。

これは大学で指導をしていて気づいたのですが、以前教えた解き方を「忘れていた」という学生に出会いました。話を聞いてみると、知識として残っているものの、実際に使いこなせていない様子でした。皆さんは解き方を知っているだけになっていませんか?

使いこなすことを語る上で非常に重要なのが「スピード」です。例えば、Part 3, 4 の設問の先読みで考えてみます。先読みの重要性ややり方は知っている。でも、やってみるとテンポよくできない。これでは問題です。TOEIC の時間配分の中で、解き方を実践できるかは常に確認すべきでしょう。自分のペースだったらできる、ではダメなのです。スピードを重視しましょう。

とはいえ、解き方だけを知っていても、それを実践するだけの英語力が必要となってくるため、「言われた通りに解けない」と思ったら、英語力アップの観点から、自分の実力を見直すことが大切です。

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本日の後半部分では、上級者が解き方とどのように向き合っていくかを考えていきます。

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