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鬱でも英語力は高められますか?

2024年7月27日。現在、1:30です。

こんな時間にわざわざ筆を取った(正確に言うと、noteを書き始めた)のは、ここ数時間、いやこの一週間の自分の行動や出来事を記録しておきたいと思ったから。

ちょうど一週間前に、次のような投稿をXにて行なっている。

『公式11』のリーディングの出来が悪すぎて、家族旅行前日なのに英語やってる。英語力低下を「老化」や「知的好奇心の後退」などと言ってきました。それは事実だとしても、すべて言い訳である。抵抗しないと力は落ちるのは当たり前。一日の中でも何度もくじけそうになるけれど、もう少しあがきます。

Xの投稿

一週間前の金曜"も"英語に悩まされていた。「も」と記したのは、ここ最近、いや、自分がブログを書き始めた2006年から悩まされているかもしれない。僕の一部は英語でできており、英語は生活の中に組み込まれているのだ。

世の中の評価は英語力

それ自体は良いことのように聞こえるかもしれない。でも、呪縛のようなものでもある。ブロガーとして始まり、会社員、講師など、常に自分の周りには英語がいる。

そして、英語力によって世の中から評価されるのだ。これは、インフルエンサーのような立場になってしまったことが理由だと考えている。正直、狙っていたわけではないのだが、いかんせん2006年から老舗でやっているため、先行者利益的な恩恵(今となっては迷惑)を受けている。

本当に残酷な世界。そもそも英語力なんて目に見えない。それを無理やり可視化した資格試験の点数や合格不合格で判断される。評価される側が結果を晒しても、評価する側は何のリスクもなしに発言できる。

鬱との付き合い方

2008年に新卒で入った会社で、鬱になって異動した。2012年に転職した入った会社では、鬱になって休職した後、退職した。

本筋とは関係ないようなのだが、2024年現在でもこれに苦しまされている。気分の上がり下がりが激しく、落ちる時はドーンと落ちる。先週のXの投稿も気分が落ちた反動で、半ば無理やり英語漬けの夜を過ごしたと記憶している。

鬱との付き合いが本当に難しい。同じ英語講師や学習者を見なかったとしても、「できない自分」や「伸びない自分」を責めてしまう。同じ人間は誰一人いないのだから、比較することがおこがましいのだが。

2006年から TOEIC を軸にして勉強してきて、上がり調子が多かった。ゆえに、大きな壁にぶつかった感覚はない。もちろん、伸びない時期はあったが、試行錯誤の上に990点までは辿り着くことができたから。

だからこそ、伸びないことにフラストレーションが溜まっているのだろう。

2024年現在の英語学習

時を今に戻そう。

ここ2~3年は、英語学習という側面で迷走している。2021年に歯車が狂った。TOEIC Speaking を受けまくって、結果が驚くほどに出ず、資格試験が嫌になった。

頑張っても結果が出ない。
肩の力を抜いたら結果が良かった。

資格試験に対して信頼性がガクッと落ちた感覚がある。

正解主義や完璧主義の阻害

正解主義に囚われた人間。この「正解主義」に囚われたがあまり、Speaking という唯一解がない世界で、どう生き残ったらいいのか、生存戦略がわからない。だって、小学校から大学まで「正解は?」という世界線で生きているから。

僕ら日本人は「正解は何か?」という考え方が刷り込まれている。だからこそ、唯一解がない世界では右往左往してしまうのだ。

僕らの英語力は金を巻き上げられている

話があっちこっちに行ってしまった。

一週間前やここ最近は、英語学習に絶望感を抱いていました。やっても伸びる気がしないから。まあ、そんなサクッと結果が出るならば、こんなに英語学習で飯を食おうとしている人はいないはずだからね。

コーチも講師も多過ぎるでしょ。多すぎるから、講師を辞めようと思うからね。情報自体に価値はないし、その人の生き様とかストーリとかに惹かれている世界になっていくでしょう。

日本人の英語は、誰かの飯の種にされてんのよ。
悲しいよね。

僕のミッションは「英語で苦しむ人を救う」こと。講師やコーチはいなくなることが理想。自分の好きなように、英語を学んでいける世界ができたら、本当に最高だし、日本のGDPも上がると思っている。

まとめ:鬱でも英語はできますか?

こればっかりはわからん。鬱の程度にもよるから。

でも、できる道は必ずあると思う。僕の鬱って「モヤモヤ考えて、ネガティブに陥って、無気力になる」のよね。

でも、このnoteを書く前に、1,2時間ゆるゆると英語に触れていたら、少し気分は上がったよ

「ちょっと聞こえるようになった」
「この表現覚えてきた」

いろんな褒めポイントが散りばめられているの。鬱に詳しくないから、個人的な意見だけれど、少しでも前に進んでいる感覚があると、僕らは前向きになっていけるのではないかなと思う。

正直、鬱とはずっと付き合っていかなくてはならないけれど、その過程をどうか見守っていただけたらうれしいです。

もし同じ境遇の人がいたら、コメントやらXのDMやらでお知らせください。

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渡邉淳|英語教材プロデューサー
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