就活で必要な自己分析は「書く」ことで勝手にできていく。
2018年3月1日。公に就職活動が解禁になりました。この note はスタバで書いているのですが、次々とスーツ姿の就活生らしき人が現れます。目の前にも予定でびっしりのスケジュール帳を広げながら、スマホの画面をものすごい速さでフリック入力している学生がいます。どんな学生なのかはわかりませんが、目の前に座ったのも何かのご縁なので、あなたに向けて応援の note を書いてみようと思います。
単刀直入に聞きます。
「自分について書いていますか?」
書くことって大変ですよね。特に、履歴書やエントリーシートが辛い。何を書いたらいいかわからない。かっこつけなきゃいけない。いろいろな思いが錯綜して、書こうとする自分と書けない自分が葛藤することでしょう。
ぼくが就活生だったとき、どうだったか。自己主張をするのが苦手だったので、書くことが辛かった……かと言うと、そんなことはありませんでした。書くことは億劫ではなかったと記憶しています。もし履歴書などをストレスなく書けるならば、その方法を知りたくないですか? 怪しい勧誘みたいですが、方法はいたって単純です。
「自分について書く」
ただ、書く、ことです。
ぼくが就活生時代に、うまく「書く」ことに向き合えた理由は、「書く」ことに慣れていたからです。これは、前から履歴書やエントリーシートの練習をしていたわけではありません。とにかくブログをよく書いていたおかげなんです。大学3年生のときから、英語学習(TOEIC)についてブログを書いていました。最初のブログ記事なんて、今見ると恥ずかしすぎます。せっかくなのでお見せしますね。
みなさん初めまして。とある大学生です。ついにブログ書いちゃいました。TOEICに向けて勉強するにあたり、日記みたいな形で学習過程を記録していこうと思いました。とは言っても、TOEIC受けたことないんですが(笑)ま、できる限りいろいろ書いていくのでよろしくお願いします。
何が「書いちゃいました」だよ。知らんがな、という感じです。「ま、」だなんて馴れ馴れしいし……。突っ込みどころが満載なのですが、ここがぼくの「書く」ことのスタートでした。ここから毎日のようにブログを更新していったことで、書くことに慣れていったように思います。
「書く」という行為は時間を取られるし、遠回りのように思えるのですが、自分のことがよくわかるんですね。ブログの記事を書くために、自分の中から書くべき何かを絞り出さないといけないからです。「次にどんなことを伝えようか」と考え続けることで、自分と対話する機会が圧倒的に増えるわけです。その対話を積み重ねることによって、「自分が何者か」がよくわかってきます。何を伝えるのが得意なのか。あるいは、苦手なのか。就活用語でいうところの自己分析につながります。
そして、書いているうちに、「読み手(聞き手)」の存在を意識し始めます。それがまた自分との対話の質と量を深めてくれるんです。
最初のきっかけは何でもいいんです。とにかく自分のことを伝えるために「書く」ことを始めてみるといいですよ。内容の良し悪しとかかっこよさとかは気にしないでいい。自分を表現することから始める。もしよかったら、この note のコメント欄に書いてくださってもいいです。読んで「ふーん」で終えずに、すぐに何かを書いてみてください。そこから自己分析は勝手に始まっていきます。
#就活note というタグでも作ろうかしら。就活で悩む人が「書く」ことを気軽に始められるように。
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渡邉 淳/porpor(英語学習コンシェルジュ)
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