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「ラジオ英会話」は放送中の15分間話し続ける番組だ
「ラジオ英会話」を聞いている人に、こんな人はいませんか?
ただ流して聞いているだけ
「なるほど〜!」と言いながら、全然声を出していない
気づいたら寝落ちしている(これはいないはず)
もし心当たりがあれば、要注意です。「ラジオ英会話」は「聞く番組」ではなく「話す番組」です。15分の放送時間、あなたの口をフル稼働させること。それが、ラジオ英会話の本当の使い方なのです!
筆者の僕は以下の記事を書いています。2018年から「ラジオ英会話」を活用してきて、一つの答えのようなものだと思ってお読みください。
ラジオ英会話の放送時間15分は「口の筋トレ」
「英語が話せるようになりたい!」と思うなら、「ラジオ英会話」をリスニング教材として使ってはいけません。むしろ、「15分間ずっと英語を話し続けるトレーニングタイム」だと思ってください。
ジムでトレーニングをするように、あなたの「英語の筋肉」を鍛える時間です。口が疲れてきたら、「あ、効いてるな」と思いましょう。
では、具体的にどのように「ラジオ英会話を話し続ける番組」に変えるか?
解説します!
① キーセンテンスが紹介されたら即座に声に出す(3回以上)
先生:「今日のキーセンテンスはこちら」
あなた:「(ぼーっと聞く)」← アウト!
これでは英語の神様が泣いてしまいます。
正しいやり方は、先生がキーセンテンスを言った瞬間に「即・発話」!
さらに、その後も「同じ文を3回以上繰り返す」のがポイントです。
例えば、
先生:今日のキーセンテンスはこちら。"I can't believe it!"
あなた:I can't believe it! I can't believe it! I CAN'T BELIEVE IT!!!
ここまでやれば、あなたの脳に「このフレーズは大事だぞ!」とインプットされます。
遠慮してはいけません。
英語は声に出してナンボ!
② ダイアローグが流れる前に、何度も声に出して準備する
キーセンテンスを繰り返し発話した後、ダイアローグが始まります。ここで重要なのは、「聞く準備」ではなく「話す準備」 をすること。
例えば、今日のキーセンテンスが「I can't believe it!」だったら、
「このフレーズがどういうシチュエーションで使われるのか?」と予想する。
「自分だったらどんなふうに使うか?」と口に出してみる。
そして、いざダイアローグが始まったら、すぐにシャドーイング!
つまり、「ラジオ英会話」は「リスニング時間」ではなく、「口慣らし時間」なのです!
③ ダイアローグは即座にシャドーイング(気持ちは役者!)
ダイアローグが流れたら、迷わずシャドーイング。「聞いてから言う」ではなく、「ほぼ同時にマネする」 のがコツです。
ここで意識してほしいのは、感情を込めること!
たとえば、こんなシーンだったとします。
A: Guess what? I won the lottery!
B: I can't believe it!
このとき、ただ平坦に「I can't believe it…(ぼそぼそ)」と言ってもダメ。「えっ!?マジで!?」という感情を込めてシャドーイングする!
あなた:I CAN'T BELIEVE IT!!!!(驚愕の表情つき)
感情を入れると、英語のリズムが自然と身につきます。英語は「棒読み」だと伝わらない言語。シャドーイングは「演技」だと思って取り組みましょう!
④ 解説中も「聞きながら口を動かす」
ダイアローグが終わった後、大西先生が文法や表現の解説をしてくれます。
ここでありがちなのが、「ふむふむ…」とただ聞いて終わるパターン。
でも、ここでもあなたの口は休ませません!
先生:この 'would' は、控えめな提案の意味がありますね
あなた:Would you like some coffee?(即座に口に出す)
先生:「この 'just' は、強調の意味ですね」
あなた:「I just can't believe it!」(すぐに発話)
「聞いたことをその場で声に出す」ことで、知識が体にしみ込みます。「ラジオ英会話」は、「聞く講義」ではなく「実践トレーニング」なのです!
まとめ:ラジオ英会話は「聞く」ではなく「話し続ける」時間!
ラジオ英会話の本当の使い方を、改めてまとめます。
⭐︎キーセンテンスは即発話&3回以上繰り返す!
⭐︎ダイアローグ前に、自分でも何度も言ってみる!
⭐︎ダイアローグは即シャドーイング!役者気分で感情を込める!
⭐︎解説を聞きながら、その場で発話する!
この「話し続ける」トレーニングを続ければ、15分×365日で、1年後には英語の口が完全に仕上がる!
もし「ラジオ英会話を聞いているのに話せるようにならない…」と思っているなら、今日から「聞く学習」ではなく「話し続ける学習」に変えてみましょう!
そして最後に、今日の締めのひと言。
「You can't believe it? Just try it!」
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