今日は端午の節句、こどもの日ですね。世の中はGW真っ盛りですが、予備校は特訓講座真っ盛りです…が、気合を入れて昨日の続きを始めましょう!
今日は形容詞に関する暗記事項を確認します。暗記事項全般に言えることですが、一気に覚えようと完璧主義にならず、勉強の過程で何かひとつ出てきたときにほかも確認する、ということを繰り返すことが大切です。僕がいつも生徒に言うことですが、『暗記は強度より回数』なのです。
【叙述用法のみの形容詞】
英文の補語としてのみ使うことができる形容詞です。名詞の前に置く限定用法で使うことはできません。下記のように、aで始まる形容詞が多いのが特徴です。
例えば、elder(年上の)やlatter(後者の)のように限定用法でのみ用いられる形容詞もありますが、文法・語法問題で問われるのは圧倒的に叙述用法のみの形容詞です。しっかり覚えておきましょう。
【限定用法と叙述用法で意味が異なる形容詞】
文法・語法問題だけでなく英文和訳問題でも重要な知識です。主なものを例文で確認しておきましょう。上が叙述用法、下が限定用法です。
他にもfondやready、rightなどいくつかあります。これからの学習で出会ったものを意欲的に覚えていくと良いと思います。
【紛らわしい形容詞】
つづりが語尾程度の違いしかなく、意味を取り違えやすい形容詞です。間違えやすいわけですから、当然、出題されやすいということになります。これは本当に覚えにくくて、僕も受験生のころに非常に苦労したことを今だに覚えています。紙にメモしたものを筆入れに入れておいて、ちょっとした時間に何度も何度も見直していました(結局完璧に覚えたかは怪しいものですが…)。
代表的なものをピックアップしましたが、それでも数が多いので驚かないでくださいね。
嫌な気持ちにしかなりませんね…。気長に覚えてほしいと思います。
以上で形容詞の基本は終わりです。紙幅の関係で「数量形容詞」や「人を主語にできない形容詞」などいくつかの文法事項を割愛したので、それはまた後日扱うことにしたいと思います。