世界の嗤い声
今、世界は「都市」を価値あるものとして大安売りしている。
明日を生きていくことさえ諦めてしまえるほどの過酷な社会を、うたい文句にしている
持っているものは空に近くて、
持ってないものは地面に段ボール一枚。
都市に手が届かなければ
地方都市がお手頃価格です。
見捨てられた過疎地。
閉鎖された放射能管理区域。
世界に充満する汚染ガス、
世界は空気の汚染が好き、
海を油で覆って、山と喉を枯らす薬を
青空横切る飛行機が撒いていく。
マイクロプラスチックに踊らされたイカを踊り食い。
気味の悪い赤子は誰の子か。
都市を買わされた我々が見る明日は。
果たして地獄か天国か。
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