1960年代のアイロンを現役で使う【買わない暮らし】
1960年代のナショナルドライアイロンを使っています。
スチームアイロンやコードレスアイロンを使っていた時もあったのですが、接着芯を貼る時にスチームの穴が邪魔だったり、コードレスはパワー不足だったりで、結局昔ながらの無骨なこのアイロンがお気に入り。
適度な重みもシワ伸ばしにはよく効くし。
たまにスチームが必要な時は霧吹きで事足りてるし。
木箱に入っているのがまたいいんですよ、ふた部分には金属製の置き台がつけてある。アイロン面は一旦熱くなると冷めるのに時間がかかるから、この置き台にのせて冷めるのを待つ。それだけで時間がゆっくり流れる気持ちになります。
IKEAのアイロン台は好みの柄のカバーを作って取り替えたらしっくり合った感じに変身しました。スタンド式は大物のアイロンがけも楽にできて便利。
このドライアイロンの後継機は、今もナショナルさんで生産されています。
こちらは軽量化されていて普段使いにピッタリ。量販店に陳列されているところは見たことないけどお取り寄せできます。2009年発売のロングセラー商品です。
ヨーロッパでは、消費者が自分の所有している電化製品に対して『修理する権利』が認められています。家電メーカーは自社製品の修理を販売開始日から10年間義務付けられ、新規に販売される家電製品には修理マニュアルが付され一般的な工具で分解できるように製造されなければならないとされています。
日本ではメーカーの最低部品保有期間、つまり修理可能期間が決まっていますが、アイロンは生産終了からわずか5年。
気に入ったものはできるだけ長く使いたいです。