編み編みなべつかみ【買わない暮らし】
我が家は鉄のフライパンを使っています。
テフロンなどのコーティングがはげるたびに買い替えたくないのと、鉄分補給の足しになればと思って。
もう7、8年使っていますが、びくともしないどころか、油がなじんで使いやすくなっています。
鉄のフライパンは扱いが難しそう…と思われがちですが、ガンガン空焚きしても、フライ返しでガジガジしても大丈夫だし、熱いうちに水洗いしてかるく火にあて乾かすだけで洗剤も必要ないので、むしろラク。
愛いやつです。
ただ一つの難点は、金属の柄が熱くなることでしたが、専用鍋つかみを作ったことで解消しました。
内側は少しゆとりをもって縫い付けたので、ニットを収縮させても大丈夫。ニット部分は適当に増し目をしながら外側に向かって長編みをぐるぐる編んだだけ。ほんの少しの毛糸とハギレがあれば作れます。
この帽子のようなかわいい形のなべつかみは、鍋のふたが熱くなった時にもかぶせるだけでOKなので、手軽で重宝しています。
ひとまわり小さい片手ハンドルのフライパン用には、ハギレで専用カバーを作りました。
長年使ってなじんできたせいか、卵を焼いてもこびりついたりしません。
カリカリベーコンも上手に焼けます。
お肉も野菜もお魚も、少し塩を振ってただ焼いたり炒めたり。
手の込んだ調理をしなくても、薬味をかえるだけで十分美味しい。
焼きそばや焼うどんをたくさん作ったときは、両手フライパンならそのまま食卓へ。洗い物も減らせます。
鉄のフライパン、一生ものです。