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森博嗣著、数奇にして模型
若干鈍器本、読了。
今回も面白かった〜毎度好きなセリフが増えていく
今作だと、西之園の高校の友人のラヴちゃんが良かった。
「俺、めちゃんこ口軽いから」
「口で成層圏を飛ぶ女と呼ばれとるんよ。」
軽っ。めちゃんこ笑った。
あとは、冒頭の大御坊の紹介文。
「大御坊だけが幾分老けて見えた。二人に比べて彼の頭髪の絶対量(この場合、体積あるいは重量である)は確かに少ない。」
↑最低。笑
西之園が数々の事件にのめり込む原因は両親の飛行機事故?
研究室仲間の金子は西之園が好きで気にかけているのか?
西之園と犀川の関係に進展は?
色んな疑問が少しだけ解消されたような、
少しだけ登場人物たちを理解できたような、本作でした。
寺林然り、筒見紀世都然り、大御坊然り、魅力的なキャラを生み出すのがとても上手で毎度感動します。(犯人を魅力的と言うのは多少憚られるけれども)
ついにあと一冊でS&Mシリーズ読破!楽しみー!!