千休のブランドメッセージに込めた想い
こんにちは。
無事2期目突入&商品とwebリニューアルがひと段落したものの、ドタバタは変わらず続いているなまっちゃ(@namatcha_)です。
わたしがやっている抹茶ブランド「千休」は
「心に、晴れのいっぷく」
というメッセージをメインコピーとしてつけています。これは、様々な方にサポートや意見をもらったりしてたどり着いた一言です。
今回は、そんなメッセージを、どういう意図でつけたのか。
そのメッセージから千休を通して伝えたいことなどを、書き綴ろうと思います。
「美味しい抹茶をのんで!」だけではない、ブランドにこめたメッセージ。
最近なんか元気でないかも…という人に贈る言葉なので、ぜひ読んで欲しい内容です。
千休の新しいブランドにつけたブランドメッセージ
まずは、千休のブランドメッセージをお読みください。
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「心に、晴れのいっぷく」
毎日、なにかに流されて
誰かのスピードについていく。
いつのまにか、日常は理屈で埋め尽されて
感情は置いてけぼり。
心で感じることは
現代において無意味でしょうか。
花が綺麗だと感じる心。
意味もなく空を見上げる時間。
ゆっくりと流れる時間の中でしか語れない
目には見えない大事なことがある。
「今のわたしは、どう思う?」
お茶の時間は、心の晴れ間。
自分と向き合う時間をこの一杯から。
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メインコピー「心に、晴れのいっぷく」に対する想い
メインコピーを考える時に、
・千休は抹茶を通して何を伝えたいのか
・抹茶にはどんな役割があるのか
ということを、まずメモにバーっと書き出しました。
千休が抹茶を通して伝えたいこと…
それは、抹茶を「飲む」楽しさだけではなく「感じる」楽しさを体験して欲しいということ。
抹茶には
・ビタミンC
・テアニン
・カフェイン
・サポニン
など…カタカナばっかでわかりにくいかもしれませんが、心身ともに良いものがたくさん入っています。
それだけではなく抹茶には、人の気持ちを
少しだけアップデートし
少しだけ豊かにする
という力があると、毎日のように触れていて感じることが多くあります。
それは、抹茶を飲んですぐわかったことではなく、抹茶をはじめとし茶の湯や千利休の歴史や思想を学んでいて感じたことです。
抹茶=茶道、値段が高い、敷居が高い、苦い
のイメージを持っている人がほとんどでしょう。
でも、抹茶は、茶道だけじゃないし、値段もそんなに高くない、敷居も高くないし、苦くない。
抹茶の背景を知ると深くて面白いことばかりで、抹茶を飲むことで心が晴れます。
千休に関わるたびに、抹茶を通した心が晴れる気分を味わって欲しくて「心に、晴れのいっぷく」とつけました。
空が青いことに感動した日
ボディコピーは、女性が「うんうん」と思わずうなづいてしまうような内容にすることを徹底しました。
毎日、なにかに流されて
誰かのスピードについていく。
いつのまにか、日常は理屈で埋め尽されて
感情は置いてけぼり。
心で感じることは
現代において無意味でしょうか。
私は昔ブロガー(ライター)をメインに仕事をしていて、SEOをガンガンに考慮して執筆していました。noteのように想いを綴るのではなく、「便利」を第一優先にした記事です。
もちろん、SEOを意識して書くと検索ランキング1位になるし、アクセスがたくさん集まって収益もあがります。記事の向こう側に人間味を感じることができないような執筆スタイルを貫いていました。数字と結果を出すために…。
でも、一度下がると記事の価値は激減…。
誰も見てくれないし、誰かの記憶にずっと残ることは決してありません。
「便利」に集中してしまったあまり、その記事が誰かの気持ちに刺さるような「意味」を生み出すことができなかった。
このことに気づいたときに、理屈ばかりで埋め尽くしていた仕事の日々から抜け出さなければ…と思いました。自分や相手の「心」を感じて、自分の心を記事に打ちこむことで、読者の心も動かせる。その結果、シェアされてアクセスも伸びることを知りました。
「数字」や「結果」しか見ない(見えない)から、自分の心を見たところで無意味だ…と思ってしまうのではなく、しっかりと向き合う時間をつくり心を満たしてほしいです。
自分の本当の気持ちを無視しつづけている人にこそ、抹茶を1日のどこかでもいいから取り入れることで、心の声に耳を傾けてください。
花が綺麗だと感じる心。
意味もなく空を見上げる時間。
ゆっくりと流れる時間の中でしか語れない
目には見えない大事なことがある。
「今のわたしは、どう思う?」
お茶の時間は、心の晴れ間。
自分と向き合う時間をこの一杯から。
京都へ一人合宿にいってたときに、ひきこもるために携帯の電源を切って生活をしていました。
ぶらぶらと散歩していて気になっていた抹茶が飲めるカフェに。カフェで抹茶を飲みながらすることもなく、普段見ない空をふと見上げました。そしたら境界線も天井も見えない真っ青で吸い込まれるような空が広がっていて、感動してしまって…。そしてゆっくり視線を下ろすと、席から見えた庭の景観の美しさにもハッとしたのです。
下を向いてひたすらTwitterやInstagramを見てたら、絶対に気づかなかったこと。
お茶は、何もない時間を生み出し、見えないものを見せてくれます。
「自分と向き合う時間をこの一杯から。」を実現できるのは、飲むだけでホッとし温かい気持ちになれるお茶しかないと、私は思います。
抹茶が顔を少し上げるためのキッカケになるように…
私の周りの友人を見ていると、向上心が高い人ほど、気持ちが下に向く頻度が高い気がしています。
たぶん自分が高みを目指しているからこそ、今の自分の不完全さや未熟さに悲しくなり
「なんでこんなこともできないの?」とか
「もっとこうだったらいいのに。」とか
心が曇りやすいのではないかなと。悔しさで泣きたい日がありながらも、自分の夢・やりたいことに向かって一生懸命行動している姿を見ると、応援したくなるし、落ち込んでいるときは話を聞いてあげたくなります。
落ち込んだ時、悲しかった時、悔しかった時…負の感情が自分の中で生まれたとき、私はいつも抹茶を飲んでいました。
家で点てて飲むだけじゃなくて、カフェに行くこともあるし、本当にリフレッシュしたいときは京都にまでいく。
それくらい、抹茶は、自分と向き合う時間をつくり、気持ちを切り替えてくれる役割を果たしてくれています。
千休の抹茶を飲んでいる時に
「千休ってこういうメッセージを伝えてるってnoteで言ってたな〜」
ってことを思い出して、少しでも顔を上に向けてもらえたら嬉しいです。
今回のnoteのようなつぶやきを日々Twitterで発信しています▼
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