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抹茶ホワイトチョコしっとりクッキー「おぼろづき」ができるまで…Part1

抹茶専門ブランド「千休」の久保田です。

明日から催事で、抹茶ホワイトチョコしっとりクッキー「おぼろづき」が店頭に並びます。

カヌレやティラミス以来の新商品で、出来上がるまでにかなり試行錯誤しました。

その軌跡を振り返ります。

お菓子は作れないが、創れる

わたしはパティシエではないので、お菓子を製造することはできません。
ただ、0からアイデアをつくり、パティシエさんや工場と組んで、美味しいお菓子を創ることは比較的得意です。

お菓子自体の知識がないので、自分の頭の中にある構想を伝えると
「それは流石に無理です」
と言われることもありますが、試行錯誤しながらも今まで20種類程度のスイーツを開発してきました。

今回の、抹茶ホワイトチョコしっとりクッキー「おぼろづき」(長いから、だれか略して欲しい笑)も最初は

「どうしようこれ…」というところからスタートしました。

なぜ、クッキーをラインナップに入れようと思ったのか

現在千休には、3つのクッキーがあります。

  • 抹茶スノーボールクッキー

  • 3種の抹茶もゆきクッキー缶

  • 抹茶チョコレートクッキー缶

すでにこれだけのラインナップがあるなかで、なぜまたクッキーなのか。

それは個包装で配れるようなものとして最適だったのが「クッキー」だったからです。

柔らかいのだと冷蔵しなきゃいけなかったり、形崩れする可能性があります。
そして誰でも好き、賞味期限も長いもの。

いろんな条件の中で、選ばれたのが「クッキー」だったのです。

クッキー缶は、一人の大切な人に贈ったり、その場ですぐみんなで食べたりする場合には最適ですが、ちょっとしたお土産としていろんな人に配るには適していません。

今の千休で、いろんな人に個包装で配れるスイーツは、米粉の抹茶フィナンシェ「たまゆら」しかないのです。

この商品を何回もリピーターしてくれているお客様が多数います。
そんな方々がまた選んでくれるように、レパートリーとして飽きられないように次なる商品を作りたいと1年前くらいから考え始めていました。

きっかけは、お客様の声から

ずっとフィナンシェの次なる商品は作りたいと思っていました。
ただ、いろんな事情でむずかしくて、開発しても途中で頓挫することが多く、手をつけられずにいたのです。

そこから本格的に動きだしたのは、いつも買ってくださるお客様とお話しの中で出てきた言葉がきっかけです。

「お中元やお歳暮で配れる商品があったら、絶対に買います」

(正確ではないですが、こんな感じのニュアンスだった記憶があります笑)

そんなことを言われたら、動くしかないじゃないですか…!笑

このお客様は、いつも千休の商品を楽しんでいて、お菓子が大好きな方です。感想も逐一伝えてくれて、私の活動のエネルギーとなっていました。

そんな応援してくれているお客様のニーズを満たしたいと強く感じました。

これがこの商品を手がけることになったきっかけです。

いままでもお客様が「これがあったら買う」を商品にしてきました。
今回も、そんな一人のお客様から商品を開発することにしたのです。


次回…「初回の試作品がイメージと全然ちがう!!!」です。
お楽しみに!


9月25日〜10月1日で、アトレ吉祥寺でこの商品が並びます!
多くの方に手に取っていただけますように。

催事の詳細はこちら


オンラインでも販売予定ですが、まだ再販が未定なので、LINEに登録して再販通知をお待ちください。


個包装で配る商品開発が難しい理由

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