乃木坂教という狂い

今日は僕の推していた乃木坂46についての記事です。

一応、自分は3年間くらい応援させてもらっております。ライブには3年間のうちで行われたものの半分は行っているでしょう。握手会場は8割行ってます。


ただ、タイトルにある通り、現在は魅力を感じるグループではないと判断しております。推しメンだけ応援すればいいじゃんという思いを超えて。

きっかけはいくつかあるのですが、今回それを肌で感じたのが、"乃木坂46"の金川沙耶さんが標的となったスキャンダルについてです。

https://bunshun.jp/articles/-/44356


内容は、2021年3月、コロナ禍にてジャニーズJr.の林なんとかと横浜デートをしていたというもの。

乃木坂46は、”恋愛禁止”のグループなので、規律違反をしている可能性があると"一般的"には捉えられます。

それに対する本人の反応は以下のブログ。

http://blog.nogizaka46.com/saya.kanagawa/2021/03/060611.php

運営の反応は特にありませんでした。出演予定の番組も普通に出演しています。さらには、ブログへのコメントは”批判”を取り除いたもののみ表示しているといった具合です。


この一連の流れで今回僕が

「あー、クソグループ〇ねよ」

と思ったのは以下の3点の反応から

1.本人
2.他メンバー
3.ファン

そしてこれらに共通するのが”慢心”であるということだ。


1.本人の反応

本人はブログの中で、男性はあくまで”知人”とし、恋愛はしていないというなスタンスで形式上の謝罪をした。そして、その後の番組に何事もなかったかのように出演し、笑顔を振りまいている。


正直、僕も「アイドルが恋愛するな」なんて思わないので、知人だろうが彼氏だろうが、我慢してコロナ禍を必死に生き抜いているファンをおいてデートに行ってもらって構わない。それが、アイドルという”職”に還元されるなら。

僕が一番ムカつくのは、

「知人だから問題ないじゃんというスタンス」

「恋愛禁止というルールの意味を考えていない」

ということである。

なぜ、”恋愛禁止”なのか。奴は一度でも考えたことがあったのか。

恋愛禁止の答えはきっと1つじゃない。だけど、それを考えたことがあるやつならこのコロナ禍で勘違いされるような行動をとるはずがない。

ちなみに、ここでいう”考える”は「答えを出す行為」ではない。必死にもがく行為だ。それができている・しようとしているなら、僕は少しの期間でも謹慎するべきだと思う。


アイドルのスキャンダルは後々、美化されることが多いが、その美化にたどり着くまでの渦中に希望を奪われた人がいることを、一生胸刻んで生きてほしい。

その職を続ける限りぼくはそれを”罪”だと言い続ける。


ちなみに、他のアイドルだって”頑張っている”んだから、今までと変わらない状態でメディアにでることを、メンタルが強いとか言わないからな。考える脳がないだけだから。


2.メンバーの反応

今回の騒動について、他のメンバーはあまり言及をしていない。同期のメンバーから1期生という古いメンバーまで。

そして、何より怒りを表しているメンバーがいない。(矢久保美緒さんはブログで怒りともとれる表現をしていたが)


この事実には落胆の色を隠せない。

僕はこのグループに”慢心”があるとしか捉えられない。

もしかしたら、裏ではめちゃくちゃ怒っているかもしれないし、悔しいと思っているメンバーもいると思う。

ただ、それを言葉にしてくれないと僕には分からない。だって、会えないんだから。”伝わっているだろう”も慢心の1つだ。


仕事をもらえるのは当たり前ではない。

言葉でいくら否定しようが、言葉の裏づけは常に行動にある。そして、ファン側がそれを感じないのであれば、それはもう否定にはならない。


僕は3年間選抜に入ったことがないメンバーを推しているが、クソほど悔しかった。おまえがいなければ推しに仕事が回ってきているかもしれないし、チャンスだって増えていたと思うから。

ただ、それが自分の推しからも感じられないし、考えられないんだろうなぁと思うと萎えた。クソ萎えた。

逆に、今人気のあるメンバーの立場では、他人事なんだろうなぁと思うと、萎えた。テレビにでて、芸能界の評価上げればいいもんな。

あぁ、このグループはひたすら仲良しこよしで居続けるんだろうなぁと思うとクソ萎えた。競争しなくても仕事がもらえるもんな。


本当に仲が良いなら間違ったことをしたときに、それを”悪い”と言えるんじゃないだろうか。


スキャンダル自体を間違ったことと捉えられない可能性もあるので、そうなっていたらもう笑うしかない。


3.ファンの反応

今回のファンの反応は記事にもある通りだいたい2パターン。

「反省が足りないんじゃないのか」

「恋愛いいだろ、グチグチ言いすぎ」


それぞれバックグラウンドが違うファンの意思は統一できるものではないので、どちらのスタンスも正しいと言えると思う。


ただ、僕が気になるのは”乃木坂教(狂)”になっていないか?

ということである。


乃木坂は来年で10年を迎える古いグループだ。

歴史というものはもちろんある。それが美しいのも分かる。ただ、それをファンが美化しすぎているような気がするのだ。これでは本人たちがもし変わろうとしていても迷ってしまう。


今回の件もそうだ。

批判する立場の人の決まり文句。

「築き上げてきたものを壊すなよ」

メンバーが言うならまだ分かるが、ファンが言うのはすごく違和感がある。


築き上げてきたものって何?

地位?人気?

確かに、地位も人気も先輩たちのおかげではあるが、そんなことは本人たちが一番知っているだろう。仕事をもらっている張本人だからな。自覚はしているだろうさ。感謝しているかは知らないが。


君たちに感謝していないから起こったこの事件で、それでも正当化しようとするのであればそれはもう信者の域だね。そのまま狂い続けてくれ。


僕たちが美化すればするほど、きっと本人たちも美化するだろう。

築き上げたものの薄さに気づかないままでいるといいさ。


また、擁護する人の決まり文句。

「しょうがない。次、頑張れ」

全肯定することも間違いではないと思う。

むしろそれができるのは無償の愛だ。すごい。

ただ、僕はそれができるのは”家族”だけだと思う。なぜなら、僕たちはファンであるから。利害関係にいることを忘れてはならない。


あぁ、握手会にいる説教厨だって必要悪だったんだな。僕はなりたくないけど。そんなことまで思ってしまうよ。

グループは応援せず、推しメンだけ応援しようとも思ったが、推しメンは”乃木坂46”が好きである。好きである限り、所属している限りグループのことは無視できないし、考え方もそれに染まってしまう。良くも悪くも乃木坂46の中村麗乃なのだ。


ここまで読んでくれた方、汚い言葉が多くて申し訳ないです。ただ、綺麗な言葉は何故か時折、嘘っぽく聞こえてしまうのです。綺麗な言葉に直そうとすると感情が変に伝わりそうで怖いので、修正することをやめました。


君が推しを推す理由は何だろうか。

何年か先に、狂っていてよかったなぁと思える人と出会えるといいですね。

僕は、たくさんの友達ができたのでよかったと思ってます。

今は、他のオタクの人生のほうがはるかに応援したい。



ではでは。

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