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二度目のうつ病

7月9日(火)休職6日目

時間の経過が早く感じる。
頭が休んでいるのでもう6日経った気がしない。なんなら1日が過ぎるのもあまりに早いと感じる。今日は13時からメンタルクリニックの予約が入っている。

身支度にかなり時間がかかるので3時間前から支度を始める。シャワーを浴びてから一旦休み、髪を乾かして一旦休み、メイクも休み休みして着替えて…としていたら出かける15分前だった。身体が重たく思考はぼーっとしている。

そういえば、何ヶ月も前に買って使っていなかった40色のアイシャドウのパレットをふと開いてみる。仕事じゃないので普段と違うオレンジの色味のメイクにしてみたが、目の周りのクマはあまりカバーできなかった。

今日のクリニックは初診で、初回の問診票の記載があるので予約時間の10分前には来るよう言われていた為15分前には着いたが、問診票を書くのに20分もかかってしまった。集中力が低下しているので文章を理解して直近の出来事を思い出しながら筆記するだけの作業にすごくエネルギーを使う。受付の方もこういう患者さんの対応に慣れているんだろうな。気長に待ってくれ、書類の書き間違いがあれば優しく教えてくれた。

初診の診察時間は45分、ドクターは優しく話しやすい方でこちらがどう説明しようか悩んでも上手に会話を引き出してくれる質問をしてくれた。過去の生活環境や家族構成、現在の職場や仕事、人間関係など時系列に沿って細かくヒアリングされた。結果、「うつ病」と診断され、薬を投与し週単位で経過を見ながら治療していく必要があるので診断書を出します、会社と療養にあたっての休暇について話せそうですか、と言われた。

ああ、予想はしていたけどやっぱりか…
診断がついて半分は気が楽になったが、半分は不甲斐ないようなやるせない気持ち。

診断書には「3ヶ月労務不能」と記載してあり、実質ドクターストップということになる。抗うつ薬、吐き気止め、抗不安薬、睡眠導入薬が処方された。自立支援医療の公費を利用して医療費の負担を抑えることもできるし、休職期間が延びるなら傷病手当金の手続きなどにも応じられるので、会社に相談してみて下さいとかなり丁寧に説明してくれた。次回23日㈫11時から再診の予定。

最近勤務先でこのクリニックからの処方を受け付ける頻度が増えたので、今回処方された薬は全て自分の職場に備蓄しているのは分かっていたが、長期休んでいる手前職場に処方箋を持って行き辛い。近所の系列にも持っていき辛い。

さて困った…。
クリニックの門前薬局は2ヶ月前閉店してしまったため、精神科の薬を取り扱っている薬局を探し、自宅からちょっと距離はあるがそちらに処方箋を持って行くことにした。

書類の手続きをして会計を済ませ2時間かかったが終わった。外が大雨で視界不良のなか集中しながら運転し、途中のドラッグストアで生活用品など買って帰宅。会社へ報告しないといけないのでメールの文章を考える。途中から煮詰まってしまい、そこまでで4時間かかったが先に進まないので続きは明日にしようと諦めた。頭が痛い。
どうも無理して考えたりしようとすると身体が拒絶反応を示して頭痛がしているみたいだ。

(体調)朝から雨だったが比較的眠れた方だし頭も痛くなかった。夜から頭痛。診察と運転で少し疲れた。食欲はない。出かける前にお茶漬けのみ食べ、夜はこんにゃくゼリーを食べて薬を服用し就寝。体重がさらに1キロ落ちていた。

うつ病のサイン

体の面
睡眠の変化:朝早く目が覚めてしまう、夜中に何度も目が覚めて眠れない、寝つきが悪いなど。
食欲・体重の変化:食欲がない、食べてもおいしくない。食欲が急に増えた。体重が減った、または増えた。
疲労がとれない:朝からぐったりと疲れきっている。疲労感がぬけない。
その他の変化:頭が重い、肩・首が重い。下痢や便秘が続く。


こころの面
憂うつ感:気分が落ち込んでいる、何事にも悲観的になる。憂うつだ。
おっくう感:何事にも興味がもてない、何をするにもおっくうだ。
焦り、不安感:イライラして落ち着きがない。不安だ。


行動の面
遅刻・欠勤:会社に遅刻することが増えた、欠勤することが増えた。
出社拒否:会社に行きたがらない。
会話:口数が減る、「自分はだめな人間だ」など否定的な発言が増える。
日常生活:新聞やテレビを見なくなった。人との接触を避けるようになった。
趣味活動など:楽しみにしていた趣味などに興味を示さなくなった。

上に示したような「うつ病のサイン」のひとつひとつは誰もが経験したことのあるものでしょう。しかし、これらの「サイン」が10日から2週間以上続く場合は、要注意です。

厚生労働省サイト『こころの耳』より抜粋


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