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2024年7月、「うつ病」と診断され5ヶ月の休職に。そのわずか20日後に子宮頸がん、子宮体癌の告知を受ける。自分の心が折れない為の、過去との向き合い方の記録。

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2024年7月、「うつ病」と診断され5ヶ月の休職に。そのわずか20日後に子宮頸がん、子宮体癌の告知を受ける。自分の心が折れない為の、過去との向き合い方の記録。

マガジン

  • 婦人科系疾患に関して

    子宮に関する病気の体験記、検査や治療過程に関する記事です。現在進行形のため、日記スタイルが多いです。

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休職宣言

「いつかこんな日がくると思っていた」 ぼんやりした頭の片隅で、まるで他人事のようにそう思う自分がいる。勤続19年目、とうとう限界がやってきたらしい。いや、もしかしたらもうとうに限界を超えていたのかも知れない。 今年の3月頃だっただろうか、気のせいにしてはやり過ごせない程度の頭痛と目眩、吐き気、左耳の閉塞感などが毎日どれかセットで続き、心配になって脳神経内科を受診した。事前の検査で血圧も140を超えていたことからMRIを撮ってもらい、血液検査もしてもらった。しかし異常は見ら

    • ウォーキングから帰宅した後、ワイヤレスイヤホンをトレーニングウェアのポケットに入れたまま洗濯してしまい、イヤホン御臨終かなと思ったら生きてた!ちゃんと使えた。防水機能侮れない!

      • 秋は夏の間の頭皮ダメージから髪の毛が抜けやすいと聞くが、毎朝起きたら既に抜けている、ブラシを通す度に何本も抜ける、シャンプーしたら排水溝のキャッチャーが詰まるほど抜ける、乾かしている最中も抜ける… 切実に薄毛が心配になってきた

        • デンジャラスな父との散歩

          10月15日(火) 休職104日目 日記がごそっと一ヶ月以上抜けてしまった。 不眠が相変わらず続くせいで日中もかなり辛く、睡眠薬を増量処方してもらい服用しても長く眠れて合計5時間が限界。それ以上は昼間でも眠れない。 ここひと月は、入院手術の他「眠れない」以外は日記に残すほどの日常もなく、先月の子宮全摘の入院手術の手書きメモをぼちぼちまとめながら下書きしていき、更新できそうな日に更新するスタイルにしようと思う。 さて、10月とは思えない気温が続いているが、昨日も蒸し暑く、

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        休職宣言

        • ウォーキングから帰宅した後、ワイヤレスイヤホンをトレーニングウェアのポケットに入れたまま洗濯してしまい、イヤホン御臨終かなと思ったら生きてた!ちゃんと使えた。防水機能侮れない!

        • 秋は夏の間の頭皮ダメージから髪の毛が抜けやすいと聞くが、毎朝起きたら既に抜けている、ブラシを通す度に何本も抜ける、シャンプーしたら排水溝のキャッチャーが詰まるほど抜ける、乾かしている最中も抜ける… 切実に薄毛が心配になってきた

        • デンジャラスな父との散歩

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        • 婦人科系疾患に関して
          10本

        記事

          交わろうとする平行線②

          私や妹はまだいい方で、日ごろからモラハラを受けていた母の方が深刻だった。当時はまだ「モラルハラスメント」なんて言葉も世に出てきていない時代。年代的にも専業主婦だった母は、父の言動を受け止め、子ども達の為に我慢するしかなかったのだと思う。 私は中学の時に母が心配になり、「お母さん、辛かったら離婚してもええんやで。私働くから。」と母に言った記憶がある。 当時は自分がしっかりせな、母と妹だけは私が守らな、という気持ちが強くそう言ったのだが、母にとってまだ15そこらの子供にそんな台

          交わろうとする平行線②

          交わろうとする平行線①

          唐突だが、10月に入ってから写経を始めるようになった。理由はちゃんとある。 少し前から緩やかにだが気力が回復し始めてきたような兆しが見える。仕事を再開するには最低でも休憩までの4時間は集中力が必要だが、まだ本を一冊読み切るとか、2時間ある映画ですら最後まで見続ける等はしんどい。何よりこの記事をちまちま上書き保存しながら作成しかけてもう5日目だ… 集中力の持続はまだまだ追いつかない。 「何をすればトレーニングになるかな」と思っていた頃、クローゼットを開けた時に学生時代使っ

          交わろうとする平行線①

          2月に買って、46ページからずっと止まってしまった本。この435ページをきちんと読み切れるようになるのが当面の目標

          2月に買って、46ページからずっと止まってしまった本。この435ページをきちんと読み切れるようになるのが当面の目標

          赤以外の彼岸花があるなんて知らなかった… まだまだ世の中知らないことだらけだなあ

          赤以外の彼岸花があるなんて知らなかった… まだまだ世の中知らないことだらけだなあ

          意識したことなかったけど、家事(特に料理)ってマルチタスクだよなぁ。

          意識したことなかったけど、家事(特に料理)ってマルチタスクだよなぁ。

          不眠によって得られたもの

          久しぶりの更新になってしまった。 完全な言い訳だけれど、このひと月以上の間、ひどい不眠症状で毎日2時間も眠れず、睡眠薬を変えてもらってもまとまった睡眠が取れずで、深夜1時くらいから明け方までが第一の辛い時間帯(薬の副作用でしっかり眠たいのに脳は覚醒してしまい何故か眠れないという矛盾)、日中は寝不足からくる眠気と体のだるさで寝ようとするのだが、やはり1時間も眠れないといった第二の辛い時間帯が続いた。 日によっては車の運転は見合わせ、近所なら徒歩で出かけるか、別の日に予定をずらし

          不眠によって得られたもの

          癌が見つかるまでの経緯など

          ※先月終わった円錐切除術の後日談を先にするべきなのですが、言うほど内容があまりない(麻酔で眠っている間に全て終わっていた)為、8月24日以降の治療や手術に関する日記は後回しにさせて頂きます。いつも読んで下さっている皆様、申し訳ございません。 また今回の記事も出血など生々しい表現が出てきます。病気が見つかる前の重要なサインだったりする場合もありますので、ご自身やパートナー、ご家族、お友達などに該当する内容があれば是非、医療機関を受診して欲しいですし、受診を勧めて欲しいなと思い

          癌が見つかるまでの経緯など

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          入院持参物であると便利だったもの②

          入院持参物であると便利だったもの②

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          入院持参物であると便利だったもの①

          入院持参物であると便利だったもの①

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          手術当日(子宮頚部円錐切除術)

          8月23日(金) 休職51日目ほとんど眠れないまま朝を迎える。 病院は21時に消灯されるが、日中は開放されている入口のドアも閉められ完全に孤立した感じがした。 この日この大部屋には私一人しかおらず、真っ暗で何の光もない中、たまに聴こえる別の部屋のナースコールと、夜勤の看護師が早歩きで廊下を歩く音が聞こえていた。 消灯1時間前に睡眠薬を服用しても入眠してから30分〜1時間で中途覚醒し、自宅以上に寝付きが悪かった。 今までの人生で夜眠れなくてここまで手こずることがなかったので

          手術当日(子宮頚部円錐切除術)

          手術前夜

          8月22日(木) 休職50日目今日は14時から入院。 明日の手術までに手術用の紙パンツ1枚と婦人科より指定された吸収パットを売店で購入し担当看護師に預けるように指示があったので、病院に着いてからまず最初に院内の売店に寄った。ついでに病衣やバスタオルもレンタルで借りようと思い申し込み用紙に記入する。 院内で着る病衣や手術着は前開きのものが良いらしい。浴衣も持っていないし、普段の寝巻きもパジャマではないので、わざわざ何組も買うのもなぁと思ったのがレンタルの理由。1日あたり45

          手術前夜

          入院持参物であった方が良いもの4つ

          8月21日(水) 休職49日目朝はいつも通り7時に起き、父が血圧測定し薬を飲んでいるかを確認。 洗濯をしている間に明日からの入院に必要な着替えや諸々をバッグに詰め、持参書類の記載漏れがないかを確認する。 「手術」「入院」というワードは通常なら痛みや傷、不便さを連想するものだし、人生でそう何度も経験するイベントでもないと思うのだが、未だ自分の身に起きている出来事という実感がない。ビックリするほど他人事みたいに感じている。 まだ下手に不安が大きくなったり眠れないほど憂鬱にならな

          入院持参物であった方が良いもの4つ