
ちょい読み 2025/ 1/24
昨夜は会食があり、こたつで風邪をひく前に、寝れたのだが。
喉に違和感がある。ウイルスだろうか。。。
・ 『ウイルスは存在しない!』 崎谷博征 著(2021)
【千夜千冊以外】
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)による死亡率は、
リノール酸(プーファ)やオレイン酸の摂取量に応じて高くなることも
明確になっています。
[133] Gastroenterology. 2020 Sep; 159(3): 1015-1018.e4
[134] Gastroenterology. 2020 Sep; 159(3): 824-827
つまり、大豆油、コーン油などのGOM植物油脂だけでなく、
オリーヴオイルも体内では問題を引き起こすということです。
プーファ、オレイン酸によって血管のリークが高くなる事も
明確にしてます。
血管のリークによって血栓症が起こりやすくなるため、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)では子供では川崎病、
成人では心筋梗塞、脳卒中が併発するのです。
その一方、飽和脂肪酸の摂取量に応じて、
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の死亡率は低下します。
さらには、飽和脂肪酸は血管リークやリポリシス(脂肪分解)を止めます。
飽和脂肪酸(本物の乳製品、反芻動物の脂)の他、カルシウムや
アルブミンというたんぱく質もリポリシスで放出されるプーファなどの
不飽和脂肪酸と結合して、その毒性を軽減することも分かりました
(血液中のアルブミンが低下するのは、肝障害ではなくリポリシスや
食事による血液中の遊離プーファの上昇による。
カルシウム低下も同じ原因である。)
乳製品やコラーゲンは、カルシウムと良質なタンパク源として
ずば抜けています。
(・・・)
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の重症化の原因は、
外来の得体のしれない病原体(germ theory)にあるのではなく、
私たちの日常の食事や生活習慣にあることが明らかにされているのです。
ある昔の医学雑誌にフレイザー(John B Fraser)という医師が、
大変重要な指摘をしていることが紹介されています。
それは、「1911~1913にかけて行ったトロントの臨床実験では、
インフルエンザウイルス感染症と診断されてから、
インフルエンザウイルスなる微生物(本当は細胞のエクソソーム)が
発見されている。この微生物は、病気になって初めて産生されるもので、
無害の可能性がある」と言及しているのです。
その後、100頁過ぎたあたりから頭に入らなくなってきた。
それでも上巻の半分まで来たので、下巻入手する、かな。
・ 『蘇東坡』 林 語堂 著(講談社学術文庫 1986)
【千夜千冊関連】
蘇東坡(ソトウバ)さんの伝記もの。
蘇東坡については、長らく日本の詩人や書家たちも注目してきた。
とくに五山の禅僧が格別視した。
なかでも25巻におよぷ『四河入海』(しがにっかい)がめざましい。
大岳周崇、万里集九、瑞渓周鳳、一韓智翃が試みたそれぞれの東坡注釈を
まとめて笑雲清三が編集したもので、天文年間に上梓した。
なぜ五山僧が蘇東坡を愛したのか、その気持ち、よくわかる。
鎌倉北条時代、南北朝時代、室町時代は為政者がなかなか定まらず、
夢窓疎石(187夜)が七朝帝師として国のトップ7代を支えても、
世は行方定まらなかったのである。
国に仕える者も、仏に仕える者も、何かが定まらない。
けれども蘇東坡の詩を見ているとそんな繰り言も言えなくなってくる。
毀誉褒貶に惑うことなく、ひたすら禅定に向かいたい。
そう思ったのであろう。禅僧ではないのに、
蘇東坡の生き方や考え方を敬いたいと思ったのだ。
だから、そういう蘇東坡を描いた画像も少なくない。
だいたいは似たポーズだが、中国では銭舜や趙子昴のものが、
わが国では雪村、田能村竹田、狩野尚信、松花堂のものが有名だ。
おおむね超然と、そして淡泊に、また筆がのれば飄然と描いている。
そのことをよくよく感じていたのは、
おそらく浦上玉堂と富岡鉄斎(1607夜)だったのではないかと思う。
玉堂は蘇東坡に倣ったかのように自ら宮仕えから出奔し、
鉄斎は画布のそこかしこに蘇東坡もどきを揮っていった。
女性に惚れられる男性になるのも難しいが、
男性に惚れられる男性になれ、と言われたのは誰だったか。
蘇東坡さんに惚れる予感がします。