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ちょい読み 2025/ 2/26



・ 『発達障害「グレーゾーン」』 岡田尊司 著(SB新書 2022)

  【千夜千冊・以外】 222 / 222 頁

   自分が発達障害か分からない。今さら、分類しても、されても。。。
   グレーゾーンなだけに、当てはまりそうな事もある。
   

すぐに決めてしまう人や、
待つのが苦手ですぐに商品を包んだビニール袋を引き裂いてしまう人は、
意思決定やプランニングに課題が推測される。
まずは、すぐに決断しない、手に入れるのを焦らない習慣を身につけよう。

生活が混乱しやすい人たち ーADHDと疑似ADHD P. 168

私ですね。郵便ポストで受け取った荷物(本など)の袋を
エレベータであけて、例えば、本の状態確認をして、家のドアを開ける。
といったことは、習慣となっている。

境界知能は、知能指数が70~80(85とする場合も)のレベルの知能をもつ
場合をいう。一般人口の二割近い人が当てはまる。

第9章 勉強が苦手な人たち ー学習障害と境界知能 P. 193

20%。一億人のうち、2000万人。結構多いですよね。
言語理解、知覚統合、処理速度など、バランスも重要らしい。
この境界知能、というのもあるかもしれない。

コミュニケーション力を高めるためには、
言語的な訓練ばかりをしてもさほど役に立たず、
むしろ、ワーキングメモリを高めたり、
視点の切り替え変化を予測する力を磨き、
知覚統合を高めることの方が有用だったりするのだ。

第9章 勉強が苦手な人たち ー学習障害と境界知能 P. 208

私が柔軟性がない(頑固)のは、知覚統合にも問題があるのか。

ワーキングメモリを鍛える方法
・百マス計算
・暗唱訓練
・要約
・ディクテーション(聞きとりながら書きとる)
・リピーティング(聞きとった文を繰り返す)
・シャドーイング(聞き取りながら、同時に声を出して繰り返す)

ワーキングメモリを鍛えるといった基本的な訓練の積み重ねや、
本人のつまづきに合わせた学習プログラムは、障害の克服に役立つ。
ただ、それと同時に、あるいはそれ以上に大事なのは、
自信を取り戻していくことだ。

第9章 勉強が苦手な人たち ー学習障害と境界知能 P. 214



・ 『財政学 改訂版』 神野直彦 著(有斐閣 2007)

  【千夜千冊・以外】 38 / 371 頁

イギリスでは清教徒革命と名誉革命という市民革命を通じて、
被統治者が統治者になるという民主化が進む一方で、
家産国家から無産国家へと推移し、私有財産が確立してくる。
そのため、財政現象が明瞭に析出してきたのである。

1673年には、近代租税制度の成立といわれる
内国消費税(excise)制度が創設される。

そして1688年の名誉革命は、議会による予算統制の成立
つまり財政民主主義の確立を意味していた。

さらに、1694年のイングランド銀行債は、
近代公債制度の成立を告げる象徴的出来事となったのである。

第3章 財政学の生成 P. 36