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よんだ「小学生の俳句歳時記 -ハイク・ワンダーランド -」金子兜太 監修(2001)
いろいろありましたが、入手出来ました。
ある句集を眺めてて、自分は語彙力が無いから理解出来ないなぁ、
などと思っていましたが。
語彙力が無くとも、素直に感じたことで、句になるのですよね。
でも、日頃より、感性が「ムキダシ」になっている必要があるかも。
本の中より、独断と偏見で選んだ句を、転載します。
夏
はなびはねひらいたあとでへんじする 幼稚園 勝村 佑子
プールの中みんなの声が水になる 小5 小野寺由美
秋
たいふうがすぎてあおぞらたかくなる 小3 石塚 健一
冬
ふくろうの声きく夜のトランプうらない 小1 佐藤 優一
図書館はわたしのおしろ冬日さす 小4 仙波 ゆう
さざんかの花をちらせて雨あがる 小4 神原 由佳
鉛筆の進む音だけ冬の夜 小6 高早 奈江
学校で
先生の髪型かわって新学期 小5 東 優子
生活
怪談にしめった風が入りこむ 小6 中山 潤一
ドングリや千年前は歩いてた 小5 平沢健太郎
遊び
いっしょについてきてとまるぼくのかげ 保育園 いわまたともみつ
夕やけにそまって母さん小さくくる 小6 広江 進
バグース!
こういうことじゃないですか。
ゴルフ初心者は、芝目を直観でよみ、迷い無くパターを振り切る。
しかし、いろいろ知識を付けてしまうと、迷いが生じるのですよね。
俳句でも考えすぎると書けなくなっちゃう、とか。
例えがわるい。。。およびでない。。。これまた、失礼しました。