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ちょい読み 2025/ 1/23



・ 『ウイルスは存在しない!』 崎谷博征 著(2021)

   【千夜千冊以外】

   さすがに「ウイルスは存在しない!」は、
   誰もが、まさか!と思うでしょうが。
   ところがどっこい、となるか否かは
   読んでからのお楽しみ。82/288頁(上巻)まで読み進め、
   「消える赤鉛筆」で囲った内容が下記。

細胞に抗生物質を投与したり、
栄養をカットしたりしてストレスを与えると、
細胞から、「細胞外小胞(エクソソーム)」と呼ばれる粒子が
細胞外に放出されます。
[81] Science. 1949 Jan 28;109(2822);85-7
[82] Scientific Reports volume 7, Article number: bakugteriOct;26(5):394-401

このエクソソーム(細胞外小胞)には、遺伝子、たんぱく質、脂質などが
含まれていて、大きさもちょうどウイルス粒子と同じです。
後述しますが、密度分離機で遠心分離しても、
エクソソームとウイルス粒子と呼ばれるものは分離できません。

第1章 感染症とは何か? P. 64

著者は、2009年の豚インフルエンザの騒動から、
プロパガンダだと気づいたのだそう。
そこから、いろいろ調べだされたようです。
2010年頃は、副島隆彦先生らとの共著で、
「優生学」の項目を受け持たれた。



・ 『蘇東坡』 林 語堂 著 ・ 合山 究 訳(講談社学術文庫 1986)

   【千夜千冊関連】

   禅か、道教、いずれかの本で、「蘇東坡」の名を何度か目にし、
   それならば、と、彼の素性も知らずに読みだしたらば、
   1000年以上前、当時の悪政に反対する気概のある人であり、
   詩人であるそうです。
   また、著者の林 語堂さんは、現代の悪政から逃れるため、
   アメリカに亡命された人だとか。
   林 語堂さんは、蘇東坡さんを尊敬し、彼の意思を受け継ぐ人。
   情熱のない私でも、ほのかに温かくなってくるものがあります。