備忘録「反骨の系譜 権力に屈しなかった人々」青地晨 著(1976 現代教養文庫) 28 naka 2024年1月21日 18:45 千夜千冊:310夜(歴象篇) 松岡正剛の千夜千冊 青地晨の本名は青木滋という。鍋島藩の足軽の家に生まれた父親は葉隠精神の持ち主で、19歳のときに江藤新平の乱に … Cont 1000ya.isis.ne.jp 反骨の方、九人を採りあげている。19世紀に生まれた方々。第1章 西郷 隆盛(1828-1877)うしろ向きの反逆第2章 田中 正造(1841-1913)公害闘争の原点第3章 内村 鑑三(1861-1930)反戦のキリスト者第4章 大杉 栄 (1885-1923)反逆の眼第5章 河上 肇 (1879-1946)黎明の近きを疑わず第6章 北 一輝 (1883-1937)革命とカリスマ第7章 石原 莞爾(1889-1949)挫折した王道楽士第8章 松本治一郎(1887-1966)不可侵・不可被侵第9章 正木ひろし(1896-1975)反権力に生きる目次松岡正剛さんが、千夜千冊で取り上げ、影響を受けた一冊、という情報だけで一読の価値がある。(ということで、〆としたいが、 ひとりの事だけ、少し書き出しておく。)明治政府は古川財閥のために、農民と耕地の運命を犠牲にしてかえりみなかった。(・・・)ひとり最後までたたかったのは田中正造である。(・・・)妥協をしらぬ頑強な精神、むしろ頑迷とよびたいほどの非妥協な魂は、明治以降の日本人にもっとも欠乏している精神である。『反骨の系譜』 P. 35 田中正造 公害闘争の原点令和の今も状況は変わらない。経団連・大企業のために、与党:自民党・公明党は、国民と国土の運命を犠牲とする。現代の田中正造として、れいわ新撰組:山本太郎代表を重ねたい。田中正造の生涯には3つの劇的な盛り上がりがある。第1は領主六角家の役人とのたたかい、第2は自由民権の闘士としての県令とのたたかい、第3は鉱毒問題とこれにつづく谷中村事件である。いずれも農民の立場から支配権力と徹底的に抗争した見事な記念塔だ。彼の晩年の日記には「最も勢力弱き人々を合せて、強者の暴慢を配するを楽とせる、余正造が行為の十の九に居る。最弱を以て最強に対するにある」と書いている。『反骨の系譜』 P. 36 田中正造 公害闘争の原点 田中正造とはどんな人?生涯・年表まとめ【足尾銅山事件の活動や名言、死因まで紹介】 - レキシル[Rekisiru]田中正造とはどんな人?生涯・年表まとめ【足尾銅山事件の活動や名言、死因まで紹介】 田中正造とは明治時代に活躍した政治家であり、日本初の公害事件「足尾銅山鉱毒事件」に生涯を捧げた人物です。足尾銅山から産出さ rekisiru.com ダウンロード copy #本 #千夜千冊 #反逆者 #反骨 #現代教養文庫 #青地晨 28