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ちょい読み 2024/12/20

『忘却の効用 ー「忘れること」で脳は何を得るのか』
スコット・A・スモール 著 ・ 寺町朋子 訳
(白揚社 2024)

嫌なことなら忘れた方が良い。
記憶力が良いのは、苦しい思いをする。
ということもあるが、楽しい思い出もどんどん忘れていく。
記憶と忘却の良いバランスが必要なのだ。
細かな点を忘れることで、様々な話をジャンル分け出来て、
一般化、普遍化した形で引き出しにしまえるのだ。
という話に進むかと。

『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』を読むのを再開したけど、
上巻の終わりの方や、中巻のはじめの方は、記憶から失われている。
登場人物の設定とかも。
それでも、主人公ヴィルヘルムに付いていこう。

『ヴィルヘルム・マイスターの修業時代』
ゲーテ 著 ・ 山崎章甫 訳
(岩波文庫 2000)