見出し画像

「手洗い習慣→風邪予防」は本当だった!!


 ようやく猛威を振るった感染症も下火になってきました。

 感染症禍の中で、マスクが当たり前になり、かつ、身に付いた習慣として、うがい習慣、そして、「手洗い習慣」があります。

 感染症流行前から、医療関係者の中では常識だったようですが、「特に冬場の風邪が流行する時期には、うがいと手洗いをすると風邪の予防には顕著なんだよね」という認識だったようです。

厚生労働省ホームページからのデータによると、「手洗いの時間・回数による効果」として次のように記載されています。

●手洗いの時間・回数による効果
○手洗いの方法・残存ウィルス数(残存率)
・手洗いなし…約1,000,000個
・流水で15秒手洗い…約10,000個(約1%)
・ハンドソープで10秒または30秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ…数百個(約0.01%)
・ハンドソープで60秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎ…数十個(約0.001%)
・ハンドソープで10秒もみ洗い後、流水で15秒すすぎを2回繰り返す…約数個(約0.0001%)


●いつ手を洗うのか
・用便後
・帰宅後
・調理前および調理中の必要時 他

●洗浄の意義
・ウイルス学的には、ウイルス量を減らし、有効な不活性化があり、ウイルス自体の生存性の低下の効果が認められる。


 この研究結果は、2006年のものですから、今回の感染症禍よりずいぶん前のものですから、医療関係者の間では、こんなことは全くの常識だったんでしょうね。

 私は、結婚してからというもの、外から帰ったら、奥さんの言うところの「外菌」を落とすために、①石けんで手洗い、と、②うがいを義務付けられました。
 ※今の私は、その他に、③石けんによる洗顔もしています。

 私や家族は、この感染症禍の中、ワクチンも打ちましたが、誰も罹患することなく、乗り切ることができたようです。

 それって、ワクチンもさることながら、この手洗いとうがいが、功を奏したのではないかと、今となっては思います。
 ※洗顔も効いていると思います。手に付いたウイルスが、口や鼻を触ることにより、呼吸器官などに入りますからね。洗顔をすることにより、ウイルスを落とす効果が確実にあると思っています。

 だって、ハンドソープでのざっとした手洗いであっても、残存ウイルスの率は、手洗い前の約0.01%にまで、激減するんですよ。

 思い返してみると、外から帰っての手洗い習慣を身に付けてから、風邪を引くことがほとんどなくなっています。

 特に、この感染症禍の中の3年間では、マスクの効果もあったのでしょうが、風邪を全く引きませんでした。

このことは、ある作家が「手洗い習慣を身に付けてから、風邪を引かなくなった。こんな簡単なことなのに。」と書いており、私だけの実感ではなかったんだなと感じました。

 それはそうと、頻繁な手洗いと、プラス・アルコール消毒により、手荒れを起こしている人が増えているようです。

 そのため、「風が吹けば、桶屋が儲かる」理論により、今、ハンドクリームの売上げが伸びているとの報道もあるようです。

 ちなみに、私は、昔は医薬品で、今は指定医薬部外品である1957年発売開始の「ユースキン」を愛用しています。
 ※指定医薬部外品は、単純に言うと、かつては医薬品だった製品であり、効能が試験により客観的に認められているものです。

 何はさておき、手洗い習慣は、とってもいいようですよ。私も実感しています。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?