長傘と折りたたみ傘を買い換えました♪
暦の上では、6月11日の今日は、「入梅」なんだそうですが、今年の東京の梅雨入りは、6月8日だったそうです。
とはいえ、実際は、5月末頃から、台風の影響もあって、東京は雨続きであり、肌感覚ではもうとっくに梅雨入りしている感じでした。
確かに、雨の日が続くのは、あんまり気持ちのいいものではないのですが、自分では変えようのないことについて、ああだこうだ文句を言うのは、極めて生産性のないことであるというのを、よく認識しています。
「神よ、我に与えたまえ
変えられないことを受け入れる心の平静と
変えられることを変えていく勇気と
それを区別する叡知とを。」
※『道は開ける』D・カーネギー著、創元社刊から、ラインホルト・ニーバー博士による祈り。
私は、この言葉を同著で初めて読んだ高校2年生の時から、強く心に刻んでいます。
この祈りは、天気レベルのことを指摘したものではないことは重々承知しているのですが、私は、日本のような地震や台風など天災の多い地域の民族は、天気のことについて、あまり文句を言っても仕方がないことを、遺伝子レベルで学んでいるように思います。
天気は、現代科学をもってしても、一定の予知はできても、その変更はできないのですから、先の祈りの言葉にもあるとおり、「変えられないことを受け入れる心の平静」が必要なんですね。
私は、雨の時期には、雨の時期の楽しみを見出すべきだと感じています。
一昨日、職場の人と、ランチを食べに行き、ちょうど雨だったので、持参した傘の話になりました。
「雨の時、店に行くと、持ち帰る時、傘がボロくなっちゃうんだよね。」
その人は、ビニール傘持参で、店に行くと、自分の傘がどれだかわからなくなり、結局、マシな奴を取られて、ボロくなってしまうと言うのです。
先日の新聞の夕刊の4コマ漫画で、主人公が店に寄った時、「敢えてボロい傘を選んで帰って来る人で、それを“いい人”なんだけどね~」と評しているシーンがありました。
私は、別の視点から、全くいい人のようには思えません。
ビニール傘って、雨の度に購入して、ひどい人になると、家にビニール傘が何本もあるなど、全く資源の無駄遣いなんですね。
廃棄されたビニール傘のリサイクルって、様々な材料が使われていることもあって、なかなか難しいらしいんです。
そのため、捨てられたビニール傘が、発展途上国に輸出されて、その発展途上国での廃棄汚染の問題がクローズアップされているとのことなんです。
そもそもチープなビニール傘を、日頃から使っていて、豊かな気持ちになるんですか、って言いたいですね。
資源の無駄遣いも悪いですし、環境汚染も悪いですし、でも、自身の問題としては、チープな傘を使うと、チープな気分になるのがダメダメな問題のように思います。
ちょっと奮発して、良い傘を買いましょうよ。良い傘は雨の日を少し楽しくします。これが、私にとって変えられることを変えていく勇気であり、叡知なんです(^^)/。
私は、梅雨に入る前に、長傘と折りたたみ傘を買い換えました。定価では、長傘は1万6千円くらい、折りたたみ傘は8千円くらいです。ただし、ポイントや割引などで、少しでも、安く買う工夫はしていますよ。
良い傘を持つと、気を付けますから、意外になくしませんし、繰り返し、長く使えます。また、気分が少々上がりますよ。ご参考まで。