
【読書記録】スカートのアンソロジー
スカートのアンソロジー
スカートがモチーフの短編集です。
表紙は可愛らしいのですが、お話たちはなかなか衝撃的なものもあり、考えさせられるものもあり、、、読み応えのある一冊でした!
その中でも特に印象に残った3作の感想を書いていきます。
くるくる回る/北大路公子
ナナヨが何者なのか気になる。
続きが読みたい。
わたしの希望は、ナナヨは息子であって、主人公はナナヨを受け入れて、2人で仲良く暮らしてほしい。
スカート・デンタータ/藤野可織
女子高生のスカートから歯が生えてきて、痴漢の体を食いちぎる、、、。
スカートの歯をブラシで磨いてあげる女性たち、、、。
色々とカオスな設定で面白かった。
1番記憶に残るお話でした。
本校規定により/中島京子
女子高生の制服の歴史を辿っていて面白い。
わたしの時代は埴輪ルックでした。
わたしはやったことないけど、目立っていた女子はやってたかも。
今は女子も制服にスラックスが用意されている時代ですよね。
実際に、近所の中学校ではそうなっているそう。
寒いときはスカート履くの嫌だったし、今の時代は良いな〜。