SORACOM UGと私のあま〜い関係
SORACOM Advent Calendar 2021 12/17のエントリー記事です!
はじめに
SORACOMはIoTプラットフォームですが、本記事内に技術ネタは一切出てきません。完全にポエムですのでご注意ください!
SORACOM UGの運営メンバーになってから、約1年半。
エンジニアでもなく、IoT関連の仕事をしているわけでもない私が、なぜSORACOM UGの運営をしているのか?コミュニティ軸でお届けします!
私が運営メンバーな理由
最初に結論を書きますが、
ソラコムの社員の人たち、そこに集まる人たち、SORACOM UGの運営メンバー、イベント参加者さんなど、ソラコムさんを起点として、そこに集まってくる人たちが「みんな素敵で、私自身が楽しくご機嫌でいられるから」
これに尽きます。
SORACOM UGに参加したから知り合えた人、知れた事、気づけた事。
運営になったから知り合えた人、知れた事、気づけた事。
たくさんありすぎて書ききれません。
ソラコムさんが「オープンでフェアなプラットフォーマー」であるように、SORACOM UGにも「オープンでフェアな関係」がありました。
SORACOM UGとの出会い
ちょっと過去の話をします。
長い間、いわゆる「大企業」に勤めていた私は、会社にたくさんの人がいてその中で得る情報が全てで、自分がどれだけ小さい世界で生きているのか?という事に気がついていませんでした。
大抵のものは用意されている為、その中にあるものを選べばいいと思っていたし、社内にたくさんの人がいるので、その中の人と付き合っていれば仕事ができていました。
今思えば人生の転機だったと思うのですが、あるとき新規事業のプロモーション担当になりまして、リアル展示会の会場で説明員をやることが多くなり、来場者の方とお話しする中で、だんだんと私が知らない世界がある気がしていたんですよね。
そんな時、ソラコム テクノロジーエバンジェリストの松下さん(MAXくん)のご登壇をみる機会があり、終了後にMAXくんにご挨拶した時に「今夜UGのイベントあるから来ません?」とお声掛けいただいたのが、私とSORACOM UGとの出会いでした。
余談ですが、「行かない」という選択肢もあったのに参加した私、まじエラい!と褒めてあげたいです。
勇気を出して初めてのSORACOM UG
褒めた後に白状すると、1人で行く勇気はなく、一緒にいた上司を無理やり誘い参加しました😄
初参加で感じた事。
「とにかくみんな楽しそう」
もう一つ。
「めっちゃ緊張する。楽しそうに話しているあの輪には入れない、、、」
怖い人がいたわけでもないんですが、そもそも1人で行く勇気も持ち合わせていなかった私は、本編後の懇親会に参加するなどできるはずもなく帰宅しました、、、😭
その後何度か参加するうちに慣れてきて、結果としては運営メンバーになるわけですが、初参加の時の気持ちはずっと心に残っていました。
ビギナーズ誕生
私自身が感じた「コミュニティイベント初参加のハードルの高さ」
少しでもいいから、ハードルを下げれないだろうか、、、
運営メンバーにそんな気持ちを話したところ、みんな共感してくれてSORACOM UGだけじゃなく「コミュニティって楽しい!」を感じてもらいたいよね!という事で誕生したのが「SORACOM UGビギナーズ」でした。
🔶イベント名
「ビギナーズ」と初心者さん向けであることを、イベント名でわかるようにした
🔶開催形式
コロナ禍のためオンライン開催一択ではあったが、インタラクティブ性は重視したい。コミュニケーションが自然と発生するハンズオンやワークショップができないか?というのが全員の意見
🔶募集人数
参加人数を追わない、少人数での開催にこだわった
🔶アーカイブ
イベント中は録画はせず、カメラ・マイクオンでの参加を推奨(強制ではありません)
世紀の大発明!! PCがあればIoTが体験できるバーチャルハンズオン
SORACOM UGといえばハンズオン!だったわけですが、リアル会場での貸し出しができなくなってハンズオンは難しいよね、と思っていました。
IoT=Internet of Things
IoTはモノのインターネットですから、「モノ」があることが大前提なわけです。オンラインでハンズオンイベントをやる場合、初心者さん向けだって言ってるのに参加する条件が「モノ」を持っている事!ってハードル高すぎるし、貸し出しで参加者さんの自宅に事前発送して、終了後返却してもらうのもハードル高すぎる。うーん、困った、、、
そんな折もおり、ソラコム神が降臨✨
Customer Reliability Engineer (CRE) の三國さん(MicKくん)が、「モノ」を用意する必要がないIoT ハンズオンをビギナーズイベントに提供してくれる事に!! ありがとうございます!
こちらのバーチャルハンズオンを使わせてもらい、ビギナーズは毎回大好評!!
参加者さんのほとんどがSORACOM UG初参加、中にはコミュニティイベントが初参加という方もいらっしゃいます。
少人数開催で、ハンズオンの最中に運営⇄参加者さんがコミュニケーションしながら進めているという事もあってか、本編終了後のアフタートークの残存率は90〜100%👏
参加者の皆さんからの「楽しかった!」の声が運営のパワーとなって、楽しく継続開催できています😊
さらなる課題!次の一手!!
SORACOM UGを「知ってもらう」ところまではできました。
でもそれで終わりになってしまったら、悲しいですよね。
という事で、次の一手として、もくもく会やUG cafeといった
定期イベントや大型イベントの間を埋めるような、それでいて運営も参加者さんも無理をしない、ゆるい繋がりの場をつくっています。
もくもく会は運営メンバーの木村さんが、毎月2回(基本的には第2・第4水曜)のペースで定期開催しています。
イベント参加ブログを書いたり、購入したデバイスの開封式、登壇資料作成、登壇の練習などなど、皆さんそれぞれ好きなことをされています。
次回(12/22)が年内最終回で、開始してから休む事なく1年完走!木村さんの継続力は本当に素晴らしいと思います、いつもありがとうございます!
🔶ビギナーズ
SORACOM UGはもちろん、IoTやコミュニティの楽しさを知ってもらうため、少人数でのIoT体験バーチャルハンズオンを定期開催しています
🔶もくもく会
同じ場所に集まり、各自で勉強や作業を自由に黙々と進める会=もくもく会
2週に1回Zoomにて開催しています
🔶UG cafe
SORACOM UG運営メンバーの誰かが、好きな時間に気まぐれにオープンするTwitterスペース上の雑談用バーチャルカフェ
ラジオ的な音声コンテンツです(希望があればおしゃべり参加可能)
🔶定期イベント
コロナ前は各支部で活動していましたが、コロナ禍でオンライン化。
各支部の活動としては実質休息中のようになっていますが、毎回さまざまなテーマでオンラインイベントを開催しています
🔶大型イベント
年に一度のお祭りイベントとして「SORACOM UG Explorer」を開催しています
ちなみに、SORACOM UGの運営にソラコムの社員はいません。私も含めた全員がボランティアで活動しています。
今となっては、私もコミュニティ活動が趣味になっているので何とも思いませんが、最初はとても驚きました。
SORACOM UGの運営メンバーは会社も職種もいろいろ、それぞれ得意な事が違うのですが、とても仲が良くそこには相互リスペクトがあり、絶妙なバランスで運営しています。
冒頭にも書きましたが、「オープンでフェアな関係」
ダイバーシティ&インクルージョンってこういう事をいうのかな?と感じます。
今後の野望
ビギナーズはオンラインイベントで開催しておりますが、バーチャルハンズオンは、リアルイベントでも楽しんでいただけるのでは?と思っています。
そ・こ・で!!
来年はSORACOM UG各支部でビギナーズを開催したり、共催イベントを企画したり、ワーケーションしながらコミュニティイベントを開催したり、今年以上にあま〜い関係になりたい!と思っています。
最後に
SORACOM UG各支部❎ビギナーズ
ワーケーション❎コミュニティ
コミュニティ❎コミュニティ
人と人がつながって、「一緒にやろう!」がはじまって、みんながご機嫌になれる場所。
そんな場所をつくりたい、そう思っています。
支部紹介を見ていたら、沖縄支部がないことに気がついたり、各県にあってもいいのになと思ったり、ラジバンダリ(ラジバンダリは意味ないです、最近気に入ってるんです)
ごきげんな場所、一緒につくりませんか?