財務スキル 〜PL理解〜
おはようございます!今日も学んだことを書いていきます。
今回は財務です。そうPLとかBSなどが思い浮かびます。
苦手というかよくわからない。
そんな状態ですので、1から「財務」とは何か見ていきます!
◆財務とは
例えば、皆さんが友達とお店に行ったときに
『このお店儲かってそうだよね!』など
なんとなく話したことありませんか?
そんな感覚的な思考ではなく、
本当に儲かっているのか?
自分だったらここにお店を作るのか?
このサービスをして儲かるのか?
このようなことを『数字に落とし込んで考える』
これが財務スキルです。
数字に落とし込んで考えるためにも中身を見ていきます。
◆財務の種類
2つな重要な指標があります。
●損益計算書(PL)
一定期間の経営の成績書(利益)
⇨例えば1年間でいくら利益を出したか
●貸借対照表(BS)
一時店の財政状態の指標
⇨①期末時点で、会社に存在する財産の状態を表す
②会社資金の調達と運用の状況を表す
◆損益計算書(PL)
実際のPLは、図の左側のように書かれています。
簡単に解釈すると図の右側の、
・青い部分が儲けの部分
・赤い部分が支出
・赤い最後の部分が利益
これだけ見ても全然わからないですよね。
これがわかるようにどんどん進めます。
ここで問題です。
パッとわかる方はどのくらいいらっしゃるのでしょうか。
これが理解できるようになると、自分が経営をするときだけでなく、自分が投資をする上でもとても役に立ちます。
まずは上記の問題に答えられるように理解を進めていきます。
○仕組みについて
図の左では少し細かい記載ですが、もっと簡単に解釈したものが図の右側です。
収益があって、費用があって、利益がある。
例えば100円でりんごを売りました。
それを売るのに80円かかりました。
手元に残った利益は20円です。
簡単に言えばこんなイメージです。
どんどん深掘りしていきます!
◆利益の種類(PL)
損益計算書にはいくつかの利益の種類が表示されています。
それが下の5つです。
・売上総利益
・営業利益
・経常利益
・税引前当期純利益
・当期純利益
当期純利益は最終的な利益ですので、他の4つについて理解をすれば最初の問題を解けますので進めていきます!
●売上総利益
売上総利益=本業の利益(売上高から売上原価を差し引いて算出)
よくわからないですね。
コーヒーショップを思い浮かべます。
●営業利益
営業利益=売上総利益から販売費と一般管理費(販管費)を差し引いて算出
コーヒーを売る上でコーヒー豆は直接的なコストですので売上原価、人件費や賃料、広告費など間接的なコストのことです。
ですので、売上総利益からこの販売する上での間接的なコストを引いたものが営業利益です。
●経常利益
経常利益=本業で獲得した利益に、本業以外で獲得した収益と費用を加算して算出
●税引前当期純利益
税引前当期純利益=当期に発生したすべての事象を加味した利益
故障や、店舗の売却は毎月のことではなく、突発的なものです。
そのような突発的な損益を加味したものが、税引前当期純利益です。
●当期純利益
当期純利益=当期に発生した全ての事象を加味した利益
そして当期純利益です。
税引前当期純利益から税金を加味したものです。
ここで一旦整理をすると、
これらをまとめると、
収益ー費用=利益
各種利益について学びましたが、先ほどの質問に戻ります。
ここで、資生堂をイメージします。
挙げたイメージとPLの項目を照らし合わせていきます。
原価が安いと聞いているなら③はあり得ません。
③は除外します。
販売するための間接的なコストが高いのは②です。
質問の答えは②かなと思いますが、確証が持てません。
利益率を見ます。
利益率を見ると、①は利益率が約50%です。
あれだけの広告をうっているのに約50%も残らないですよね。
ですので正解は②になります。
ちなみに①や③は、
PLが読めると、その企業や業種・業態の特徴が掴めるようになります。
最後に実際の損益計算書です。
最初のようにコーヒーで考えると図のようになります。
項目や数字が並びに嫌になってしまう損益計算書ですが、一つ一つ紐解いていくとPLが読めるようになり、意外に面白いことに気付きました。
財務スキルが身につくと企業のことがわかるだけでなく、お店に行った際にも自然と計算ができるようになって、新しい発見があるかもしれません。
自分は苦手だと分厚い壁を感じていた財務ですが、
これを機に継続して学んでいきたいと思います!
今回も最後までご覧くださりありがとうございました!
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