見出し画像

「『人のために』が辛いあなたへ:モヤモヤした仕事の悩みと向き合うコーチング」

「誰かの役に立ちたい」「社会に貢献したい」――そんな想いを抱いているからこそ、苦手なことを克服し、やりたくない仕事にも挑戦しなければならないと考える方は多いでしょう。特に、公務員などの公的機関で働く方々、福祉・医療現場で奮闘する方々、そしてNPOで活動する方々にとっては、共通の悩みかもしれません。このような姿勢は本当に素晴らしいものです。
しかし、いつの間にかその気持ちが重荷となり、「これで本当に良いのだろうか」とモヤモヤを感じる瞬間はありませんか?

頑張りすぎると、次のような気持ちに陥ることがあります。
• 感謝されても、まだ自分は十分ではないと感じ、満たされない
• 疲れているのに、「もっと頑張らなければ」と無理をしてしまう
• 辛さを抱えながらも、誰にも相談できない

私自身も以前、「誰かの役に立つためには、苦手を克服しなければならない」と思い込んで仕事に打ち込んでいました。しかし、いつの間にか心が疲れ果て、「これが本当に自分のやりたいことなのか?」と悩むようになりました。

この記事では、この「モヤモヤ」の正体を紐解き、私がコーチングを通じてその気持ちをどのように乗り越えたのかをお伝えします。「人のために働きたい」という大切な価値観を守りながらも、自分を見失わずに仕事と向き合うヒントを見つけていただければ幸いです。


「人のために」働く人が抱えるジレンマ

「誰かの役に立つ」「社会に貢献する」。この言葉は、仕事のモチベーションや生きがいを見出す大きな力を持っています。実際、多くの人が「誰かのために」という軸を持って仕事に向き合い、そこに充実感を見出しています。私自身も大学で福祉を専攻し、新卒で福祉関連の公的機関に就職。その後はNPOに転職し、「人のために働くこと」が自然と当たり前になっていました。
しかし、この想いが強ければ強いほど、次のようなジレンマに直面しやすいことにも気づきました。

1. 感謝されても満たされない
「ありがとう」と感謝される瞬間は、確かにやりがいを感じられるものです。しかし、その満足感は一時的なことが多く、心の奥底にあるモヤモヤを完全に埋めることは難しいと感じることもあります。「もっと何かできたのではないか」「これで十分なのだろうか」という不安がふと浮かび上がるのです。

2. 自己犠牲を求められている気がする
「人のために」と思って頑張る気持ちは尊いものですが、いつしか「自分の時間やエネルギーを犠牲にしてでも貢献しなければならない」「求められていることには応えなければならない」という無意識のプレッシャーに変わることがあります。その結果、疲労やストレスが蓄積し、心がすり減ってしまうのです。

3. 自分の気持ちが置き去りにされている
「他者のために」という価値観は素晴らしいものですが、それが強すぎると、自分の本当の気持ちや欲求が見えなくなることがあります。「本当はもっと自分の好きなことをやりたい」「自分が幸せだと感じる瞬間が減っている」と気づいても、他人を優先するあまり、自分の本音を無視してしまうことがあるのです。

これらのジレンマの背景には、「人のために」という想いが、自分の価値観や幸せと微妙にずれている可能性があります。つまり、「他人中心」で行動することで、自分自身の心が本当に求めているものを後回しにしてしまう。その結果、心の中にギャップが生じ、それがモヤモヤの正体となるのです。

仕事において「人のために」という視点はとても大切です。しかし、それが重荷に感じられるときは、自分自身の気持ちや価値観をもう一度見直すことが必要かもしれません。私の場合、そう気づくきっかけとなったのが、コーチングとの出会いでした。ここからは、その具体的なエピソードをお話ししていきます。

私がコーチングで得た気づき

私自身、長い間「誰かの役に立つためには、苦手なことも乗り越えなければならない」と思い込んで仕事に励んできました。しかし、ふと気づくと、心がすり減り、「本当にこのままでいいのか?」という疑問ばかりが残るようになっていました。

特にしんどさを感じたのは、NPOに勤めて3年目のことです。具体的には、相手先との交渉の場面で、どうしても的確に応えることができず、追い詰められたように感じることが多々ありました。相手にそのつもりがなくても、責められているように感じてしまう。そして、周りのメンバーは難なくこなしている様子を見て、「自分だけが劣っている」と思い込み、誰にも相談できずに孤立していきました。

そんなときに出会ったのが、コーチングでした。コーチングでは、自分の価値観や、本当に大切にしたいことを深く掘り下げていきます。この過程で、次のような気づきを得ることができました。

1. 自分が傷ついていることを自覚する
私は、相手に責められているように感じるとき、自分が「全く無抵抗の状態で攻撃を受けている」と思い込んでいました。
しかし、コーチングを通して、「自分の意見を言ってもいい」「辛いときは誰かに話を聞いてもらっていい」と気づきました。そう考えることで、心の中に少しずつ余裕が生まれたのです。

2. 価値ある自分を認める
コーチングを受ける前の私は、「自分は基本的にダメな人間だ」という前提で物事を捉えていました。少し得意なことがあっても、「土台がダメだから調子に乗ってはいけない」と思い込んでいたのです。
しかし、自分の得意なことや強みに目を向けることで、それが「軸足」になり得ると気づきました。苦手なことを基準に自分を評価するのではなく、得意なことや強みを真ん中に据えることで、自分の価値を素直に認められるようになりました。

3. 減点から加点評価へ
私はこれまで、自分のミスばかりに目を向け、ダメなところを減点して評価する癖がありました。そのたびに心が傷つき、自信を失っていました。
しかし、できていることや得意なことに意識を向けることで、「自分はこんなにも多くのことを成し遂げている」と実感できました。できている部分をしっかり味わうことで、心が前向きになるのを感じました。

これらの気づきを意識するようになってから、自然と仕事への向き合い方が変わりました。「人のため」という考えが重荷ではなく、むしろ自分の喜びへとつながるようになったのです。

 コーチングとは?

コーチングは、クライエントが自分自身の思いをじっくり見つめ、その中にある本当の願いや価値観に気づくための場です。コーチとの対話を通じて、一人ではなかなか辿り着けない深い内省のプロセスを支援します。その結果、自分自身をより深く理解し、「本当は何を望んでいるのか」「自分にとって何が大切なのか」を明確にすることができます。

さらに、得られた気づきを基に、クライエントが主体的に次の行動を選び取るサポートを行います。「明日はこれに挑戦してみよう」「同僚にこんな話をしてみよう」といった、具体的なアクションに落とし込むことで、考えを現実の行動につなげます。このプロセスにより、頭の中だけで終わらず、実生活に変化をもたらすことができます。

もし今、「仕事で感じるモヤモヤ」に悩んでいるなら、一度コーチングを試してみませんか?自分の本音や価値観を再確認することで、驚くほど気持ちが軽くなり、前向きな一歩を踏み出せるようになるはずです。

まずは無料体験セッションから!

コーチングと出会ってから約半年後、私は自分でもコーチングを学び始め、現在では4人のクライエントの方々とほぼ毎月セッションを行っています。もしあなたも興味があれば、一度コーチングを体験してみませんか?

現在、無料体験セッションを実施中です。このセッションでは、あなたの悩みや課題をじっくりと伺い、コーチングがどのように役立つかを実際に体験していただけます。

私自身、大学で福祉を専攻し、新卒で公的機関に就職した後、現在はNPOで働いています。また、福祉や医療の現場で働く知り合いも多く、「人のために働く」というテーマについて共感できる部分がたくさんあります。だからこそ、同じような悩みを抱える方のお話を、深く理解しながらお聞きすることができると思っています。

あなたが「本当はどうしたいのか?」という問いに向き合うお手伝いができれば嬉しいです。ぜひお気軽にお問い合わせください!新しい一歩を踏み出すお手伝いができることを楽しみにしています。

→体験セッションはこちらからお申し込みください【https://forms.gle/BVWgzmsXxhy1E8hm7

→私のコーチングの詳細はこちらから【https://note.com/n_yamakado/n/n95dad3ec422a

いいなと思ったら応援しよう!

かど@積読とコーチング
最後までお読みいただき、ありがとうございました。 私の積読増殖(そして読書)のために、サポートいただけると嬉しいです!